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【米国株動向】経営破綻リスクのある要注意2銘柄

8/8 11:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年7月25日投稿記事より

新型コロナウイルスをきっかけにさまざまなセクターの企業が経営破綻に追い込まれていますが、中でも実店舗の小売り企業には深刻な悪影響が及んでいます。

多くの企業が倒産の瀬戸際に立っており、企業固有のリスクに加え、再びロックダウンが発動されるようなことになれば、倒れる企業は続出すると思われます。

本稿で紹介する2社が今年中に連邦破産法11条による破産申請を行うとは限りませんが、リスクは極めて高く、少なくとも年内は関わらない方が得策かもしれません。

破産を申請しても必ずしも事業が終わるわけではなく、負債を整理し、数年後に一段と力を増して復活する企業もありますが、その場合でも新たなティッカーと新たな株主を携えて生まれ変わるため、以前の株式は無価値となるケースが大半です。
ゲームを継続できるか
ゲーム機器やゲームソフトを販売するゲームストップ(NYSE:GME)は、オンラインショップやデジタルダウンロードと競合しています。

過去においては、マイクロソフトやソニーが発売する新型ゲーム機が希望の光で、ゲーム愛好家は間違いなく新型ゲーム機に飛びつき、機器と一緒にソフトやアクセサリーも購入すれば、小売店にとっては売上増につながります。

しかし、ゲームストップの売上高は過去10年間で下降トレンドにあり、Xbox One、プレイステーション4、ニンテンドースイッチの発売で一時は持ち直しましたが、それも長続きしませんでした。

今年のクリスマスシーズンに予定されている新型ゲーム機の発売が期待されますが、まずはそれまで持ちこたえなければなりません。

現在は多くの店舗で通常営業ができずにいるため、店舗賃料などの固定費や総額5億5,200万ドルに上る長期負債の金利の支払いに支障が及んでいます。

正直なところ、現状のゲーム機の発売サイクルでゲームストップが長く生き残るのは困難と思われます。

同社は新型コロナウイルスの感染が拡大する以前から深刻な問題に直面しており、生き残るためにはビジネスモデルの抜本的改革が必要でしょう。
ジ・エンドが近いランズエンド
アパレルや家庭用品を販売するランズエンド(NASDAQ:LE)も経営難にウイルス渦が追い打ちとなり、格付け機関のムーディーズは今年6月、同社のデフォルト確率格付(PDR)を投機級のCaa1に引き下げ、見通しをネガティブとしました。

短期的流動性格付はムーディーズの中で最も低いSGL-4で、つまり融資を受けることも難しいということです

。最近も、信用格付の低さから、2021年4月を満期とする3億8,400万ドルのタームローンについてリーズナブルな条件での借り換え先が見つからず、同社の監査人は、同満期日以降の事業継続について「重大な疑念」があるとしています。

ランズエンドは2021年初めにも経営破綻する可能性がありますが、懸念はかなり前からありました。

百貨店シアーズのエディ・ランパート会長がランズエンド株の65%を保有し、実質的にランズエンドを経営していますが、シアーズが2年前に経営破綻していることからもランパート氏の経営力が疑問視されます。

The Motley Fool

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最終更新:8/8(土) 11:00

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