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5日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で4日続伸、政策期待でITハイテクに買い

8/5 17:04 配信

フィスコ

5日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.88ポイント(0.17%)高の3377.56ポイントと4日続伸した(上海A株指数は0.17%高の3540.26ポイント)。(亜州リサーチ編集部)

中国の政策期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)が4日に開いた会議では、下半期の金融政策を一段と柔軟化することや、マネーサプライと社会融資総額(資金調達総額)の伸び率を2019年よりも高い水準で維持すること――などが強調された。また、外電が5日、「外部リスクが増大するなか、中国指導部は内需押し上げに軸足を置く方針」と政府関係者の話として報じている。

ただ、上値は重い。米中関係の悪化が懸念されるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もあった。中国国営英字紙は5日、中国人記者の報道ビザ延長申請に応じない米政府の姿勢に対し、「中国との全面対立を挑発しようとしている」と痛烈に批判する社説を掲載している。

業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が6.7%高、半導体組立・検査で中国トップの江蘇長電科技(600584/SH)が4.5%高、ソフト開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)が2.9%高で引けた。産業支援策が期待される。中国の国務院(内閣に相当)は4日、半導体産業、ソフトウエア産業の発展を支援するための新政策を発表した。上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、7月23日に算出・公表開始した上海科創50(Star50)が1.4%上昇し、他の指数をアウトパフォームしている。

消費関連株もしっかり。大手乳製品メーカーの光明乳業(600597/SH)が6.8%高、家電メーカー中国大手の青島海爾(600690/SH)が5.6%高、業界大手の重慶ビール(600132/SH)が2.2%高で取引を終えた。金先物相場の最高値更新を手がかりに、産金株も急伸。紫金鉱業集団(601899/SH)が4.3%上昇した。そのほか、医薬品株、紙パルプ株、海運株、防衛関連株なども買われている。

半面、金融株は安い。中国人寿保険(601628/SH)が2.0%、興業銀行(601166/SH)が1.6%、中信証券(600030/SH)が1.0%ずつ下落した。不動産株、公益株、空運株も売られている。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.38ポイント(0.57%)高の242.12ポイント、深センB株指数が1.33ポイント(0.14%)安の937.59ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《FA》

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最終更新:8/5(水) 17:08

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