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欧州主要国はTikTok禁止の計画なし、米国の圧力に抵抗

8/4 3:26 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ米大統領が営業禁止をちらつかせる中国企業運営の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、欧州の3大経済国は追随しない姿勢だ。米中の争いが激化する中で、欧州は再びはざまに立たされている。

英国とフランスの政府報道官はそれぞれ、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営するプラットフォームを禁止する計画はないと表明。ドイツ政府関係者は、ティックトックが安全保障上のリスクとなっている兆しは何もなく、禁止する計画はないと話した。ジョンソン英首相の報道官によると、同首相はこの問題でトランプ大統領と協議したことはないという。

バイトダンスに米国政府がかけている圧力は、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)に対する排除と重なる。英独仏ともファーウェイに対しては当初、中国を遠ざけることなく米国を満足させようと、中間的な立ち位置を探った。だが、ここ数週間で英国は第5世代(5G)移動通信システムからファーウェイを除外すると決定し、姿勢を大きく硬化させた。フランスもファーウェイの機器を段階的に排除する。

ファーウェイの製品が基幹の通信インフラに関わるのに対し、ティックトックのアプリは危険度が低いとみられている可能性もある。英紙サンが匿名の関係者の話として報じたところによると、英政府はバイトダンスのロンドン本部設置計画を承認した。同国政府報道官は、バイトダンスのオフィス所在地は「同社の商業的な決定」だとし、「英国は経済成長と雇用を後押ししてくれる投資に対し、公平で開かれた市場だ」と述べた。

原題:Europe Resists TikTok Ban as U.S. Advances China Tech Crackdown(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Bloomberg

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最終更新:8/4(火) 3:26

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