IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【米国株動向】コストコとビヨンド・ミート、どちらが注目すべき投資先か?

8/1 12:00 配信

The Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020年7月20日投稿記事より

堅実な投資ポートフォリオとは、安定性を提供する企業や大きな成長機会を提供する企業など、多様な有力企業を組み込んでいるポートフォリオです。

会員制大型量販店チェーンのコストコ・ホールセール(NASDAQ:COST)は市場シェアの持続的な拡大を見込める有力候補であるのに対して、植物由来の代替肉メーカーのビヨンド・ミート(NASDAQ:BYND)は大きな成長見通しを備えた銘柄です。
業績比較
直近四半期の増収率はコストコが7.3%、ビヨンド・ミートが141%と、明らかにビヨンド・ミートがコストコを上回っています。

一方、コストコの昨年の年間売上高は1,490億ドルと、ビヨンド・ミートの2億9,800万ドルを大きく引き離しています。

コストコは新型コロナウイルスの感染拡大の中でも健闘し、6月の既存店売上高も11.5%増と堅調に推移しています。

一方、ビヨンド・ミートは直近四半期の増収率が前四半期から鈍化していますが、それでも3桁の伸びを維持しています。
今後の成長見通しは?
コストコにはまだ十分な成長余地があります。

5月10日時点の世界の世帯会員数は5,580万件、会員カード保有者数は1億180万人に上り、いずれも前四半期から増加しています。

また、エグゼクティブ会員への移行率も高水準で推移しています。

さらに、コストコは米国で新たな店舗を開設しているほか、直近四半期のeコマースの増収率は65%に達しました。

一方、ビヨンド・ミートは売上高とパートナーシップの双方で並外れた成長率を引き続き実現しており、ウォルマート、ターゲット、スターバックスなどの企業と強力な関係を築き上げています。

植物由来食品市場は全体として急速に拡大しており、昨年の成長率は11.4%と、米国の一般食品市場の2.2%を上回りました。

また、売上高は植物由来肉が18.4%増、対して伝統的な食肉は2.7%増でした。

ただし、ビヨンド・ミートはインポッシブル・フーズなど多数の競合企業との競争に直面しています。
より注目の投資先はどっち?
ビヨンド・ミートは高い増収率と長期的に堅調な利益見通しが好感され、株価バリュエーションは既に高水準にあります。

足元の株価は昨年の過去最高値を大きく下回ってはいるものの、年初来では70%上昇しており、利益が株価に追いつくには何年もかかる可能性があります。

筆者は競争の影響を被りやすいビジネスモデルとバリュエーションをめぐる不確実性を踏まえ、株価がもう少し下がるまで、あるいは持続的な利益拡大が可能であることが証明されるまではビヨンド・ミート株の購入を見合わせたいと考えます。

一方、コストコの株価は年初来で11%、過去3年間で114%上昇しています。

高水準の増収率を生み出せる能力、競争優位、会員向けプログラム、店舗拡大機会などを勘案すると、現時点ではコストコの方が注目すべき投資先であると思われます。

【米国株動向】コストコの長期的な成功のカギは会員制にあり

【米国株動向】ビヨンド・ミートは牛肉大国のブラジルにて業容拡大

The Motley Fool

関連ニュース

最終更新:8/1(土) 12:00

The Motley Fool

投資信託ランキング