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明日の戦略-米国株高に乗れず3桁の下落、あすは上値の重い展開か

7/16 17:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 16日の日経平均は反落。終値は175円安の22770円。昨晩の米国株は上昇したが、東京市場では前日に上昇要因を先取りしていたことから下落スタート。序盤では売り一巡後は下げ渋ったが、経済指標を確認した後の中国株の反応がさえなかったことから、11時を過ぎた辺りから下げ足を強めた。後場には東京の新型コロナウイルスの新規感染者が過去最高を更新する見込みと伝わったことも売り材料となり、じわじわと下げ幅を拡大。200円超下げたところでは踏みとどまる動きも見られたが、戻りは限られた。東証1部の売買代金は概算で2兆4600億円。業種別では空運や不動産、その他金融などが上昇した一方、医薬品や電気・ガス、情報・通信などが下落している。1Qの見通しを引き上げた東京製鉄が大幅上昇。半面、新作ゲームへの期待から直近で買いを集めていたAimingが、配信開始で材料出尽くし感が強まり、商いを伴って急落した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり721/値下がり1387。米国で空運株が買われたことからJALやANAが大幅上昇。日産自動車は新型車への期待が高まり6%超上昇した。日経平均構成銘柄への採用が決まった日本取引所Gが大幅高。資本業務提携を発表したTKPとエスクリがそろって買いを集めた。1Qが大幅な増益となったベイカレントはストップ高比例配分となった。一方、半導体株が弱く、レーザーテックが6%近い下落。中外製薬や塩野義製薬、アステラス製薬など、薬品株も多くが売りに押された。ファナックやSMCなど機械株も軟調。決算が失望を誘ったサイバーステップがストップ安となった。新規上場銘柄はGMOフィナンシャルゲートとアイキューブドシステムズが2日目で高い初値をつけたが、どちらもその後はストップ安まで売られるなど手じまい売りが優勢。GMOFGはストップ安に張り付いて取引を終えた。

 日経平均は3桁の下落。きょうに関しては米国株高に好反応できないことは想定線で、大崩れがなければ先高期待が高まるところだったが、後場に入って失速した。前場の動きが弱いと、後場は東京の新型コロナウイルス感染者数に関するニュースに敏感に反応しやすくなる。きょう東京が過去最高を更新したもようで、あすは週末を前に上値は重いだろう。5日線(22675円、16日時点)より上を維持できるかが焦点となる。ただ、来週からは日本電産など4-6月期が決算対象となる企業の業績が出始める。来週はまだ数も少なく、3日立ち合いで手掛けづらさもあるため一時的に弱含む場面もあるかもしれないが、この先、8月中旬くらいまでは材料が多く個別の活況が期待できる地合いが続く。大きく下押す場面があるようなら買いで臨みたい局面だ。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:7/16(木) 17:00

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