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明日の戦略-グロース株が売られ終日軟調、あすは日銀会合やIPOに要注目

7/14 16:49 配信

トレーダーズ・ウェブ

 14日の日経平均は反落。終値は197円安の22587円。米国株はまちまちも、終盤にかけて急速に値を消したことから、売りに押される展開。寄り付きから150円近く下落すると、その後も下値を探る動きが続いた。値動きは緩慢ではあったが継続的に売りが出て、前場は安値引け。後場には下げ幅を250円近くまで広げた。ただ、心理的節目の22500円を前にしては下げ渋り、終盤にかけては若干値を戻した。東証1部の売買代金は概算で1兆9700億円。業種別では不動産や保険、証券・商品先物などが上昇した一方、水産・農林や空運、陸運などが下落した。1Q速報値が好内容となった極東証券が後場に一時ストップ高となるなど急騰。半面、1Qが大幅な営業赤字となった松竹が後場に入って大きく値を崩した。


 東証1部の騰落銘柄数は値上がり814/値下がり1263。主力どころでは日本電産やキヤノンが強い動き。野村HDや三菱UFJ、第一生命など金融株が堅調に推移した。決算が好感されたウェザーニューズやコーナン商事が大幅高となり、インターライフはストップ高比例配分。東証1部への市場変更を発表したヴィッツや、日経新聞特集記事で取り上げられたイマジニアが買いを集めた。一方、米ナスダックの大幅安を受けて、レーザーテックやアドバンテストなど半導体株が軟調。安川電機やエムスリーが大きめの下げとなった。リボミックが全市場の売買代金6位(ETFを除く)の大商いとなり派手に動いたが、終わってみれば7%を超える大幅下落。右肩上がりで推移していたBASEが12%超の下落と値を崩した。決算が失望を誘ったヤマシタヘルスケアやサインポストが急落。今期大幅減益計画を受けて前日にストップ安となったニイタカはきょうもストップ安をつける場面があるなど、売りが止まらなかった。

 日経平均は終日軟調。パニック的な売られ方ではなく、むしろきのうが上げ過ぎたといった感じで、それを修正するような下げにも見えた。昨晩の米国株の失速は要警戒ではあるが、米株先物が小高く推移しており、今晩切り返してくるようなら、日本株も改めて上を試しに行くと思われる。米国では決算の先陣を切るJPモルガンチェースやシティグループなど金融株の動向が注目される。国内では、あすは日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。今回は無風通過となりそうだが、きょうは金融株や不動産株に買いが入っており、現状維持でもこれらの業種の値動きは荒くなる可能性がある。また、マザーズでは3社が同時に新規上場となることから、新興市場の動向にも注意を払っておきたいところ。IPOに資金が集中してほかの銘柄を手じまうような動きが出てくるようだと厳しいが、新味のある材料が投入されることで、新興市場全体が活況となる展開に期待したい。マザーズ指数(14日終値:997p)は足元で25日線(1013p、14日時点)を抜けず足踏みが続いており、同水準をブレークできるかが注目される。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:7/14(火) 16:49

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