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明日の戦略-2週連続で月曜に大幅上昇、バリュー買いが続くか要注目

7/13 16:48 配信

トレーダーズ・ウェブ

 13日の日経平均は大幅反発。終値は493円高の22784円。先週末の米国株がコロナ治療薬への期待から大きく上げた流れを受けて、全面高の展開。300円近く上昇して始まった後も、上を試す流れが続いた。市況関連を中心に景気敏感株に買い戻しが入ったほか、このところの動きが良いソフトバンクGやソニーなども強かった。後場に入ると一段高。米株先物やアジア株の強含みも追い風に、終盤にかけて上げ幅を500円近くまで広げ、高値引けとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆1300億円。業種別では全業種が上昇しており、中でも鉱業や鉄鋼、空運などが強い動き。騰落下位の医薬品やその他製品、精密機器でも1%を超える上昇と満遍なく買われた。不動産株が見直されており、三井不動産や住友不動産が大幅上昇。半面、1Qが営業赤字となった識学が後場に入ってストップ安まで売られた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり2032/値下がり126と値上がりが2000を超えた。ソフトバンクGとソニーはともに4%を超える上昇で年初来高値を更新。米金融株高を受けて三菱UFJと三井住友がそろって3%近く買われた。米国では空運株も強く、JALやANAが大幅高。JFEHDや日本製鉄など鉄鋼株が急伸した。好決算のブロッコリーやキリン堂HDが値を飛ばし、今期増収増益確保の見込みで自己株取得も発表したエーアイテイーがストップ高。ほか、ZOZOとの提携観測が報じられたオンワードHDが買いを集めた。一方、アンジェスやPSSなどマザーズの主力の一角が大幅安。SpeeeやBエンジニアなど直近IPO銘柄が値を崩した。「アビガン」の臨床研究で有効な結果が得られなかったと伝わった富士フイルムが逆行安。今期営業赤字計画の明光ネットワークや、公募・売り出しを発表したオープンハウスが急落した。

 日経平均は大幅上昇。終値で22700円台に乗せ、7月7日のザラ場高値22742円も上回った。22500円近辺の攻防を上に抜けてきたようでもあり、それであればこの先、23000円や6月9日の高値23185円を試しに行く展開も期待できる。ただ、先週は月曜に大幅高となった後の買いは続かなかった。きょうは総じてバリュー系の銘柄が強かったが、ここ最近の物色動向をみると、半導体などグロース株は長く買いが続くことも多い一方、バリュー株は1日単位では急伸することはあっても、それが長く続かないことも多い。その意味では、きょう強かった市況関連や自動車、金融などの買いが続くのかが注目される。ただ、どちらにしても、グロース株にやや買い疲れ感が出てきたタイミングでバリューに買いが入り、指数も大幅高となったことは非常に流れが良い。日本株全般としては、大きく崩れる可能性が低下したと考える。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:7/13(月) 16:48

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