IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ロンドン為替見通し=独蘭首脳会談に注目か

7/9 13:32 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のロンドン為替市場では、リスクセンチメントを見極めながら、昨日の欧州通貨買いが継続されるか注目される。ポイントの1つは欧州連合(EU)復興基金案を巡る独蘭首脳会談か。
 メルケル独首相は昨日の欧州議会で、欧州委員会が提案した7500億ユーロの復興基金案について迅速に合意するよう呼び掛けた。同首相は、「経済的な大混乱に直面しており、時間を無駄にできない。夏の休会までの合意を願う」と述べている。
 EU加盟27カ国の全会一致に向けた障害は、5000億ユーロとされる補助金部分に異を唱える倹約4カ国(オランダ、オーストリア、デンマーク、スウェーデン)。本日は、その中の1カ国オランダのルッテ首相とメルケル首相が話し合うもよう。
 もしオランダが歩み寄るようであれば、ユーロドルは、1カ月ほど続いている1.12-1.14ドルを中心とするレンジを上抜けるきっかになりそうだ。進展なしの場合は、依然としてレンジ継続が予想される。

 ポンドドルは、ジョンソン政権が示した総額300億ポンドの追加の景気刺激策が好感されたもよう。新型コロナ感染拡大の影響による雇用危機の回避のためとされ、また、飲食業などを対象とした付加価値税の減税措置や芸術分野への支援も含まれている。
 もっとも英株はそれほど大きく反応はしておらず、今後は刺激策の経済効果を確認しながらの取引となるだろう。
 英EU交渉の行方や、香港やファーフェイを巡る英国と中国の関係などは依然として注視すべき材料。

想定レンジ上限
・ユーロドルは6月10日高値1.1422ドル、ポンドドルは200日移動平均線1.2698ドル付近が抵抗水準。
想定レンジ下限
・ユーロドルは日足一目均衡表・転換線1.1269ドルが目先の下値めど。ポンドドルは8日安値1.2509ドルが支持水準。

トレーダーズ・ウェブ

関連ニュース

最終更新:7/9(木) 13:32

トレーダーズ・ウェブ

投資信託ランキング