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ドルインデックスがダブルトップ形成!大きな流れとしての米ドル安に変化なし

7/7 13:51 配信

ザイFX!

■下半期スタートも、先週は小動きの週に…
 下半期が始まりましたが、先週(6月29日~)は材料不足と米国で独立記念日の祝日があったこともあり、小動きの週でした。

 材料としては、中国が香港国家安全維持法を可決したことが挙げられますが、これはリスク回避の材料となるものの、トランプ大統領からの強硬姿勢はまだ示されておらず、金融市場への影響は出てきていない状態です。

 また、米国やブラジルで新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、過去最多となる感染増が続いており、トランプ大統領の再選にも影響してきますが、こちらもリスク回避の動きにはつながらず、安定した相場が継続しています。

■ユーロは復興基金の合意がカギ! 
 今週(7月6日~)は、9日(木)にユーロ圏財務相会合が開催されます。

 来週(7月13日~)の17日(金)~18日(土)にEU(欧州連合)首脳会議が開催されますが、そこで復興基金に関して合意するために、ユーロ圏財務相会合で歩み寄りができるのかが、注目されるところです。

 全会一致が求められますが、オランダやスウェーデンなど4カ国が反対しており、もし合意できればユーロは上昇へ。反対に、合意できないようであれば、ユーロは下落することになります。

 新型コロナウイルスの影響もあって、ユーロ圏の経済は悪化しているため、合意に向けて進めていくのではないかと思いますが、多数の国が集まっているため、なかなか意見の統一ができず、時間がかかっているようです。

 メルケル独首相は、「夏の間に合意させる必要がある」と発言しており、合意に向けた歩み寄りに期待したいところです。

■大きな流れとしての米ドル安見通しに変化なし
 市場は、全体的に夏枯れ相場のような展開となっており、米ドル/円も横ばいが継続しています。

 ユーロ/米ドルも、1.13ドルを中心とした横ばいが継続しており、方向感のない状態が続いています。

 ただ、米国の財政出動や金融政策の影響で、大きな流れとして、米ドル安になるのではないかという考えは変わっていません。

■ドルインデックスがダブルトップを形成
 ドルインデックスは、長期的には103前後でダブルトップをつけており、今は、5月下旬からの下降トレンドの、中段もみ合いではないかと考えています。

 下降トレンド前は、2カ月ほど横ばいが続いており、現在はまだ、1カ月ほどしか横ばいが続いていないため、トレンドができるのはまだ、先になる可能性もありますが、最後は米ドル安へ推移するのではないかと考えています。

 ドルインデックスの先行指標とされる米ドル/スイスフランも、0.9550フランがレジスタンスとなっています。今は、6月安値の0.9375フランを前に下げ止まっていますが、調整後は長期的なサポートの0.92フラン付近まで下がるのではないかと考えています。

■ユーロ/米ドルには上昇の可能性も
 また、米ドル/スイスフランとユーロ/米ドルには逆相関性があることから、ユーロ/米ドルも上昇する可能性があると考えています。

 ユーロ/米ドルは、復興基金が重要となってきますが、これが合意できれば1.1421ドルの高値も超えて、レンジを切り上げてくるのではないかと考えています。

 現在は、もみ合いとなっている通貨ペアが多いですが、大きな流れは米ドル安ではないかという考えは、そのままです。

ザイFX!

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最終更新:7/7(火) 13:51

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