IDでもっと便利に新規取得

ログイン

新興市場展望=マザーズ指数、潮目変わった?―テック系物色継続で押し目買い好機か

7/4 8:15 配信

モーニングスター

現在値
BASE7,210+160
フリー5,380+190
マクアケ8,800-30
Jタワー5,520-20
ラクス2,652-7

 マザーズ指数は6月30日に25日移動平均線を割り込み、足元で調整色を強めている。指数高をけん引してきたバイオ株などへの物色が一巡しており、資金が引いている。6月15日の直近安値も割り込んだことで下方トレンド入りが懸念される情勢にある。ただ、東京市場全般は堅調な動きを続けている。新興市場は買いが一方通行して行き過ぎを起こしやすいマーケットであり、売りも同様に一方通行で早期に需要を消化する傾向がある。ここが調整トレンドの入り口か、それとも押し目買い参戦の好機か、しっかりと見定める必要がある。

 マザーズ指数が一段安となって直近安値を更新した2日は、市場の売買代金も増加。ここまで東証1部市場などとの比較で力強い値動きを続けてきただけに、タイミングは別としても調整はあってしかるべき。2日までの6日続落で一定の売り需要を消化した可能性が高く、週末3日は下値買いが入り始めている。

 東証1部市場は底堅い推移となっており、ここまでマザーズ指数と連動した動きとなっていた米ナスダック指数が再び最高値更新。テクノロジー系銘柄への世界的な物色の傾向は変わっておらず、新興市場の今後を展望する上で心強い事象だ。

 個別ではやはりAI(人工知能)や5G、またテレワークなど働き方改革の関連銘柄への、テーマ株物色がメーンとなりそう。業績面よりも、現状のような経済環境の変化への耐性、対応力を市場は評価しているようだ。

 上昇トレンドを崩していないBASE <4477> 、高値圏もみ合いのフリー <4478> 、マクアケ <4479> 、押し目買いチャンスとなっているJTOWER <4485> 、ラクス <3923> あたりの主力銘柄をマークしておきたい。バイオ系は需給状況が悪く、引き続き材料次第の展開か。

 IPO(新規上場)は一休み中で、次の案件は7日のBranding Engineer <7352> (サービス)。初値買い意欲は強烈で、セカンダリー(流通市場)でも3日にグッドパッチ <7351> (サービス)がストップ高するなど活況が続く。短期的な値動きを狙うなら、直近IPO銘柄に妙味が大きそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

モーニングスター

関連ニュース

最終更新:7/4(土) 8:15

モーニングスター

投資信託ランキング