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今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反落、新型コロナ感染の再拡大懸念が重荷

7/4 6:40 配信

株探ニュース

■今週の相場ポイント
 1.日経平均は3週ぶりに下落、新型コロナ感染の再拡大への懸念が重荷に
 2.米国では新型コロナ感染者数の増勢顕著も、相次ぐ強い経済指標が支え
 3.ナスダック指数上昇に追随して週後半は堅調も週初の下げを取り戻せず
 4.都内で新規感染者数が再び100人を上回ったことは買い手控え要因に
 5.週末は好調な米国6月雇用統計発表を受け続伸も、全体売買代金は低水準

■週間 市場概況
 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比205円(0.91%)安の2万2306円と3週ぶりの下落となった。

 今週は日米ともに新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることが日経平均の上値を重くしたが、発表された米国の経済指標が思いのほか強かったことなどがポジティブ視された。米国株はナスダック総合指数の強さが際立ったが、日本株はこれに追随できなかった。

 週明け29日(月)は実質月替わり商いとなったが日経平均は500円を超える急落のスタートとなった。米国で新型コロナ感染拡大が加速しており、経済回復が遅れることへの警戒感から売りがかさむ展開に。しかし、30日(火)は反発に転じた。前日の米国株が予想を上回る経済指標の発表を好感して急反発したほか、取引時間中に発表された中国の経済指標も改善色が強く、買い戻しを誘う形となった。名実ともに7月相場入りとなった1日(水)は再び下値を模索。日本国内でも新型コロナ感染者数が増加傾向となったことや「香港国家安全維持法」を成立させた中国と米国の関係悪化などへの懸念が買いを手控えさせた。2日(木)は方向感に乏しい展開となり、結局日経平均は小幅高で着地したものの、値下がり銘柄数の多さが目立った。東京都内で新規感染者数が再び100人を超えたことが伝わり、買い意欲が削がれた。そして3日(金)は前日に発表された米国の6月雇用統計の結果が市場予想を大きく上回り、これが追い風となった。日経平均は続伸して引けたが商い低調で日米ともに新型コロナ感染者数が日増しに増勢にあることで上値は重い。週後半はナスダック指数上昇に引っ張られたものの、結局週初の急落分が取り戻せない形となった。

■来週のポイント
 来週も日米での新型コロナ感染の再拡大への警戒感から弱含みで不安定な展開が続きそうだ。

 重要イベントとしては、国内では7日発表の5月景気動向指数や8日朝に発表される5月国際収支、9日朝に発表される5月機械受注統計が注目される。海外では6日発表の米国6月ISM非製造業景況指数や9日に発表される中国6月の生産者物価指数と消費者物価指数に注視が必要だろう。

■日々の動き(6月29日~7月3日)

【↓】   6月29日(月)―― 急反落、米国株急落を受けて2万2000円割れ
 日経平均 21995.04( -517.04)  売買高12億4962万株 売買代金 2兆1407億円

【↑】   6月30日(火)―― 反発、米株高受けリスク選好の買い優勢
 日経平均 22288.14( +293.10)  売買高12億4084万株 売買代金 2兆2425億円

【↓】   7月 1日(水)―― 反落、朝高も新型コロナ感染者増加を警戒
 日経平均 22121.73( -166.41)  売買高11億8497万株 売買代金 2兆0351億円

【↑】   7月 2日(木)―― 小反発、コロナ感染者数増加を警戒し方向感定まらず
 日経平均 22145.96(  +24.23)  売買高13億5725万株 売買代金 2兆2366億円

【↑】   7月 3日(金)―― 続伸、半導体関連などハイテク株に買い継続
 日経平均 22306.48( +160.52)  売買高 9億8246万株 売買代金 1兆6954億円

■セクター・トレンド
 (1)全33業種中、31業種が下落
 (2)王子HD <3861> などパルプ・紙が値下がり率トップ
 (3)武田 <4502> 、アステラス <4503> など医薬品が大幅安
 (4)JR東日本 <9020> など陸運、三井不 <8801> など不動産、セブン&アイ <3382> など小売りといった内需株が売られた
 (5)オリンパス <7733> など精密機器、日産自 <7201> など自動車といった輸出株もさえない
 (6)オリックス <8591> などその他金融、野村 <8604> など証券、三菱UFJ <8306> など銀行といった金融株も安い
 (7)出光興産 <5019> など石油、任天堂 <7974> などその他製品は上昇

■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)
 1(1) デジタルトランスフォーメーション(DX) ─ 成長加速する「DX関連株」厳選リスト 
 2(2) 5G
 3(6) 半導体 ── コロナ危機で構造変化、「半導体関連株」新たな成長ステージへ 
 4(4) コロナウイルス
 5(3) SaaS
  ※カッコは前週の順位

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:7/4(土) 12:01

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