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東京為替見通し=NY休場で閑散取引の中、香港情勢や朝鮮半島情勢に要警戒か

7/3 8:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米6月非農業部門雇用者数が過去最大の増加幅となる前月比+480万人だったことで、107.72円まで上昇した。ユーロドルは1.1303ドルから1.1223ドルまで下落、ポンドドルは1.2530ドルから1.2457ドルまで下落した。

 本日の東京為替市場のドル円は、ニューヨーク市場が米国独立記念日の振替休日で休場となることで動意に乏しい展開の中、香港情勢や朝鮮半島情勢に警戒する展開が予想される。
 リスク回避要因としては、米国を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が加速しつつあること、新型コロナウイルスや香港情勢を巡り米中対立が激化しつつあること、トランプ米大統領の再選が危ぶまれていること、などが挙げられる。
 本日は、7月1日の中国政府による香港国家安全維持法の施行を受け、米下院が中国制裁法案を可決し、クドロー国家経済会議(NEC)委員長も対中輸出規制を警告していることで、中国側の報復措置などに要警戒となる。さらに、米国独立記念日にあたり、北朝鮮によるミサイル発射の可能性にも要警戒となる。
 リスク選好要因としては、主要国での金融緩和や財政出動を受けて経済活動再開の機運が高まりつつあることが挙げられる。

 米6月雇用統計の非農業部門雇用者数は、過去最多となる前月比480万人の増加、5月分も速報値の+250.9万人から+269.9万人に上方修正された。しかしながら、2020年1月から6月までの非農業部門雇用者数は▲1419.6万人となっており、依然として、コロナショックからの回復は道半ばのままである。さらに、6月27日週の新規失業保険申請件数は142.7万件、6月20日週の失業保険継続受給者数は1929万人と高止まりしたままとなっている。すなわち、米国での一日の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を記録しつつある現状では、雇用情勢の劇的な改善は見込めないことで、予断を許さない状況が続く。

 ドル円の注文状況は、上値には、107.80円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、6月日銀短観の2020年度ドル円想定為替レート107.87円の上の107.90円から108.50円には断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、107.30円にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。

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最終更新:7/3(金) 8:00

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