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豪ドル/米ドルは、0.66ドル台後半のレンジ下限をターゲットにした売りが良さそう!

6/30 14:01 配信

ザイFX!

■為替市場は、半月ほどもみ合いが継続
 為替市場では多くの通貨ペアで、半月ほど、もみ合いが継続しています。

 材料は出てきていますが、トレンドを作るほどの内容がない状態です。

 6月23日(火)には、ナバロ米大統領補佐官が「中国との通商協議は終わった」と発言したことが報道され、リスク回避へ。

 ただ、これは解釈が違って報道されたと、すぐに自身で否定し、トランプ大統領も通商協議に関して「まったくの無傷」と否定したことで、リスク回避の動きは「行って来い」となりました。

■米ドル/円もサポート下抜けたが「行って来い」
 同日の6月23日(火)には、ソフトバンクグループのTモバイル株売却こよる米ドル/円の売りが出るとの思惑から、米ドル/円は106.60円付近のサポートも下抜け、106.07円まで下がりました。

 しかし、ほとんどの手当ては終わっているとの見方もあり、この思惑も「行って来い」となって、全体的には、もみ合いが続いているような状況です。

■悲観的な材料多いが株式市場は膠着
 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、感染者数は世界全体で1000万人を超えてきました。死者数も約50万人と、かなりの数になります。

 米国やブラジルなどでは、感染の増加が止まらず、感染第2波への懸念や、再度、経済活動を一部停止するところもあり、これは、株式市場の上値を抑える材料になります。

 IMF(国際通貨基金)も、今年(2020年)の世界経済の成長見通しを、従来のマイナス3.0%からマイナス4.9%へ引き下げるなど、悲観的なニュースが続いています。

 さらに、トランプ大統領が、英国とEU(欧州連合)に新たな関税を検討しているという、リスク回避になるような話も出てきています。

 ただ、これだけ悲観的な材料が多く出てきていますが、株式市場はまだ、膠着しています。

 各国の経済対策によってジャブジャブになったお金が、株式市場を支えているような状況です。

■半期末フローに注目。でも、無理する必要はない!? 
 本日、6月30日(火)は、半期末になります。

 今年(2020年)の上半期はコロナショックもあり、4~6月期には株式市場の上昇が続いたこともあって、今回の半期末のフローは注目されています。

 どのような動きになるのか、噂は出てきていますが、実際はそのときにならないとわかりません。そのため、半期末ということに加え、もみ合い相場が続いているということも考慮し、ここは、無理をする局面ではないと考えています。

 様子見をするか、トレードをしたとしても早めに手仕舞いをしないと、元に戻ってくるような相場となります。

■投機筋の米ドル売りが増えている
 期末フローが気になるところですが、IMM(国際通貨先物市場)のポジション動向では、投機筋の米ドル売りが、かなり多くなってきました。

 投機筋の米ドルに対するユーロ買い越しも偏り始めており、米ドル高になる可能性があるのではないかと考えています。

■豪ドル/米ドルはレンジ下限がターゲットに
 豪ドル/米ドルは、0.6840~0.6890ドルの狭いレンジが3日間、続いています。0.6900ドル周辺にオプションがあり、その影響もあって小動きとなっているようですが、米ドル高によって下がる可能性があると考えています。

 大きなレンジとしては、0.66ドル台後半~0.70ドル台を考えていましたが、0.66ドル台へ下げる可能性があるのではないかと考えています。

 先週(6月22日~)までは、レンジ内での押し目買いを考えていましたが、目先は米ドル高になる可能性があると考え、豪ドル/米ドルは0.66ドル台後半のレンジ下限をターゲットに、売りでも良いのではないかと考えています。

■米ドル/円は、まだ横ばいか
 米ドル/円に関しては、米ドル高になったとしても、上昇は継続しないと思いますので、まだ横ばいのままではないかと考えています。

 大きな動きとして、米ドル安という考えは継続していますが、目先に関しては、米ドル/円以外で米ドル高になるのではないかと考えています。

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最終更新:6/30(火) 14:01

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