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ソフトバンクGがTモバイルUS株を大量売却!米ドル/円の反発局面は売りの好機に!?

6/26 0:06 配信

ザイFX!

■新型コロナウイルス感染再拡大で、米国株は急反落
 みなさん、こんにちは。

 米国では、各地で徐々にロックダウン(都市封鎖)が解除。

 ロサンゼルスなどはビーチが開放されたこともあり、楽観ムードが漂う中、今月(6月)の米国株は続伸しています。

 特に「ナスダック総合指数」は、史上最高値を更新。ナスダック総合指数は過去30年で約22倍という、抜群のパフォーマンスを見せつけました。

 ところが、昨日(6月24日)の米国株は大きく値を下げます。

 その要因は、米国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることです。

 フロリダ州とカリフォルニア州では、新型コロナウイルスの新規感染者数が、これまでの最多を記録。そして、テキサス州のヒューストンにおいては、ICU(集中治療室)がほぼ満床となる事態に陥っています。

 こうした状況もあって、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州の東部3州では、新型コロナウイルスの感染が急増している地域から訪問する人に対し、2週間の自己隔離を義務付けると発表しています。

 WHO(世界貿易機関)は、中南米の感染拡大はまだピークに達していないと警鐘を鳴らしています。ブルームバーグの報道によれば、1週間で25~50%感染者が増加している国もあるとのこと。

 この状況で米国株が上昇するわけもなく、NYダウは2.72%下落、S&P500指数は2.59%下落しました。

■ソフトバンクグループがTモバイルUS株を大量売却
 こうしたリスクオフの環境下では、通常、「米ドル高・円高」になるのですが、昨日(6月24日)は、対円でも米ドル高に。

 米ドル/円は、107.00円台を回復しました。

 これは、今週(6月22日~)の「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」でご紹介させていただいた「ソフトバンクグループがTモバイル株を売却する」という報道が影響しています。

 有料メルマガ「FXトレード戦略指令!  with 日経先物」でも、今月(6月)初旬から触れていた「ソフトバンクグループがTモバイルUS株を売却する」というウワサですが、今週(6月22日~)それが正式発表となりました。

ソフトバンクG、TモバイルUS株を売却へー最大2兆円強

ソフトバンクグループは23日、保有するTモバイルUS株の3分の2に当たる最大1億9831万株を売却すると発表した。

出所:Bloomberg

■米ドル/円は短期的にボトムアウト
 先月(5月)から、この「ソフトバンクグループがTモバイルUS株を売却する」とのウワサはマーケットで拡大していました。

 そのため、今月(6月)、米ドル/円が急騰する場面でも、多くのトレーダーの米ドル/円の売り目線は、変わりませんでした。

 理由は、前述の「ソフトバンクグループがTモバイルUS株を売却する」とのウワサで、極めてまとまった円買いが出る可能性が高まっていたこと。

 さらにいえば、実際のところ、この取引が正式に発表になったとしても、こうした円買いが本当に出るかどうかも不明であるわけですが、正式発表になるまでは、巨額の米ドル売りが出るという思惑で、米ドル/円の上値が限定的になる可能性が高いためです。

 実際、今月(6月)6日に米ドル/円が109.85円まで駆け上がった時、筆者を含め多数のトレーダーは米ドル円をショートに。

 そして、6月23日(火)には、「ソフトバンクグループがTモバイル株を売却する」との正式報道で、マーケットが106.07円まで米ドルを売り込みました。

 短期的には、このタイミングで米ドル/円はボトムアウト。

 いわゆる、「バイ・ザ・ファクト」という流れに。

 加えて、本邦の四半期末が近いためなのか、本日(6月25日)は本邦機関投資家からの米ドル買いが目立ちます。

■米ドル/円の反発局面は売りの好機に
 「ソフトバンクグループがTモバイルUS株を売却する」とのウワサを背景に、マーケットのショートが増えていることも想定され、いったん米ドル/円は反発する局面が見られそうです。

 過去のコラムのとおり、個人的には米ドル/円の売り目線は変わりませんので、今回、米ドル/円が「バイ・ザ・ファクト」により反発するようであれば、そこが米ドル/円の売り場を提供することになると想定しています。

 「ソフトバンクグループがTモバイルUS株を売却する」との正式発表を受けた、米ドル/円の動向に注目です。

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最終更新:6/26(金) 12:51

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