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株高についてこないドル/円は104円方向か。ソフトバンクGの売りでユーロ/円が下落!?

6/22 18:26 配信

ザイFX!

■閑古鳥のトランプ集会、TikTokでの妨害工作か

大橋ひろこ:
週末に話題となったのが、トランプ米大統領の選挙集会。

3カ月半ぶりの開催だったのですが、2万人弱が入る会場に集まったのは6200人だけ。

ニューヨークタイムズなどは、TikTokを通じた妨害工作があったと報じています。

西原宏一:
支持率の急落も盛んに報じられていますし、ボルトン前大統領補佐官による暴露本も、出版差止請求は認められず、本日(6月22日)発売へ。

11月の米大統領選挙へ向けた動きが活発化していますね。

4年前は苦戦が予想されたトランプが勝利しましたが、今回もここまでは同様の展開です。

大橋ひろこ:
大企業や富裕層への増税を公言しているバイデンさんが当選すれば、株式市場にはネガティブですし、新型コロナウイルスの第2波も深刻化しています。

アップルは、フロリダなど一部店舗の再閉鎖を発表しましたし、北京でも第2波が拡大中。

米国では、暴行死抗議デモも続いています。

デモの資金面を援助しているのは、ジョージ・ソロスではないかとの見方もありますね。

■株高についてこない米ドル/円

西原宏一:
これだけの不安材料がありながら、米株が高値圏を維持しているというのも不思議な話。

昨年(2019年)後半にも同じようなことを話しましたが、今年(2020年)2月以降にガクッと下げました。

今回も、そうなるのかもしれません。

大橋ひろこ:
給付金を受け取った個人投資家のマネーが、株式市場を支えているとの話もありますね。

日本でも、個人投資家が好むマザーズの強さが際立っています。

西原宏一:
株式市場の強さについてこないのが、米ドル/円。

株価がこの位置なら110円に乗せていてもおかしくないのに106円台です。

このところの米ドル/円は、株高に反応せず、株安には反応する傾向がありますから、株式市場が反落すれば下値余地は拡大します。

■ソフトバンクグループの「円転玉」に注目! 

大橋ひろこ:
ソフトバンクグループは、ドイツテレコムとTモバイル株の売却交渉を進めていると発表しました。

これに絡んでユーロ/円の売りが出ているとの観測もあるようです。

西原宏一:
本邦勢からユーロ/円で大きな玉が出たとの噂は耳にしました。

ユーロ/円は今月(6月)、124円台まで駆け上がってから叩かれて反落しています。

ソフトバンクグループからの売りだったのかもしれませんし、ユーロ/円ではなくユーロ/米ドルと米ドル/円で分けて円転する可能性もある。

米ドル/円は、今後も戻りがあれば叩かれやすいのかもしれません。

大橋ひろこ:
今週(6月22日~)以降も引き続き警戒ですね。

気になるのは、VIX指数。

このところ30ポイント台から下がらなくなっていますし、ゴールドも2カ月以上続いているレンジの上限付近まで上昇してきました。

株式市場に何かあれば、レンジを上抜けするのかもしれません。

西原宏一:
焦点はナスダック。

1万ポイント近辺を維持しているナスダック総合指数が崩れだすと、リスクオフが進むのでしょう。

■米ドル/円は106円台を叩かず慎重に戻り売り

大橋ひろこ:
今週(6月22日~)は6月24日(水)にRBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])の政策金利発表。現状維持の見通しです。

西原宏一:
ニュージーランドのコロナ対策は、世界的に評価されていますし、経済活動もいち早く再開していました。

利下げは必要ないのでしょう。

大橋ひろこ:
今週の戦略は、どう考えますか? 

西原宏一:
米ドル/円の売りでいいと思います。

106円から108円でのレンジが続くとしても、ソフトバンクグループの話題もあり、抜けるとしたら下。104円方向をめざすのでしょう。

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの買いが出てくる可能性もある106円台で売りたくはないですが、107円台ミドルでの戻り売りでしょうか。

(構成/ミドルマン・高城泰)

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最終更新:6/29(月) 14:46

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