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4日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で6日ぶり小反落、米中対立の警戒感くすぶる

6/4 17:09 配信

フィスコ

4日の中国本土市場は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.12ポイント(0.14%)安の2919.25ポイントと6日ぶりに反落した(上海A株指数は0.14%安の3059.97ポイント)。

通商問題を巡る米中の対立が警戒される流れ。米メディアは3日、「中国国有企業が豚肉やトウモロコシなど米国からの輸入品を相次いでキャンセルしている」と報じている。前日に「米国の大豆輸出業者は、中国の国有企業向けに販売をした」と伝えられていただけに、投資家の慎重スタンスが強まった。また、直近のハイピッチな上昇で、上海総合指数は約2カ月半ぶりの高値水準を切り上げていただけに、戻り待ちの売り圧力も意識された。もっとも、経済持ち直しの期待も根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。

業種別では、エネルギー関連の下げが目立つ。中海油田服務(601808/SH)が3.3%安、中国神華能源(601088/SH)が1.7%安、陝西媒業(601225/SH)が1.1%安で引けた。自動車株の一角も安い。上海汽車集団(600104/SH)が3.8%下落した。ゼネコンや建材のインフラ関連株、ハイテク株、公益株なども売られている。

半面、医薬品株は高い。康美薬業(600518/SH)が5.2%上昇した。食品飲料株、不動産株の一角も買われている。

このほか、「露店経済」活性化で恩恵を受けると思われる銘柄を物色する動きもみられた。「地攤(露店、屋台)経済」の活性化による雇用創出を目指す中央政府の方針を受け、中国の各地方政府が露店設置エリアの拡大や各種イベントの実施など取り組みを進めている。個別では、浙江中国小商品城集団(600415/SH)や広州市広百(002187/SZ)、海寧皮革城(002344/SZ)がそろってストップ高で取引を終えた。

一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が0.39ポイント(0.19%)高の205.66ポイント、深センB株指数が15.94ポイント(1.88%)高の864.41ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


《FA》

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最終更新:6/4(木) 17:13

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