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NY為替見通し=メモリアルデー休場もリスク回避へのニュースには要警戒

5/25 19:25 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のNY市場はメモリアルデーで休場となることで、市場参加者が極端に少なく動きにくい展開となることを予想する。しかしながら、国際情勢が混迷を深めている中で、中長期的にみるとリスク・オフ(回避)のニュースが流れる可能性が高いことには要警戒となりそうだ。
 主なリスク要因としては、中国に対しての国際関係の悪化があげられる。中国の香港に対する「香港国家安全法」をめぐり、香港でのデモの拡大、それに対する中国の取り締まりが世界的に注目され、中国問題は新型コロナウイルスや通商問題を超えて人権問題が大きくなっている。本日のCNNの報道トップでも「法律の可決により我々の知っている香港は終焉」と悲観的に報じている。今年の大統領選を前にして、米国はウイルスの発生源、通商問題、人権問題とどれをとりあえげても、対中政策で妥協をすることは選挙にはプラスに働かないだろう。このような状況下のため祝日とはいえ、米政権からの発言や観測報道などで市場がリスクオフになる可能性は否定できない。
 また5EYES(米、英、加、豪、NZによるサイバー攻撃などに関する情報共有の同盟)の動向にも注目が集まる。一昨年カナダで逮捕された華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)へ結審が今週27日に決定されるとされている。この裁判の前に米中加の関係者がどのような発言をするかが注目される。また、週末にポンペオ米国務長官が豪州に対して、もし米国に影響のある中国製通信設備などを豪州が採用した場合は、米国が豪州との関係を断つことを宣言している。このように水面下で中国をめぐる動きが活発化していることは、徐々に為替市場にも影響を及ぼしていくだろう。
 ただし、非常に難しいのがここ最近は以前のようにリスクオフ=円買いとなるだけではなく、資金の現金化(ドル買い)に市場が動くことも多いことに注意を払いたい。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目途は19日高値108.09円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の日足一目均衡表・転換線107.42円。

トレーダーズ・ウェブ

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最終更新:5/25(月) 19:25

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