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S&P、原油安で産油国を一斉格下げ サウジとロシアは据え置き

3/27 12:33 配信

ロイター

[ロンドン 26日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは26日、原油価格の急落を受けて、ナイジェリア、メキシコ、アンゴラ、エクアドル、オマーンを格下げした。[nL4N2BJ5NY]

サウジアラビアとロシアの格下げは見送った。

格下げは大半が1段階だが、産油国を一斉に格下げしたのは異例。

ナイジェリアは「B-」に、メキシコは投機的等級まであと2段階の「BBB」に格下げした。

コロンビアの格付けは投機的等級まであと1段階の水準。アンゴラとエクアドルは「CCC」に格下げされた。

S&Pは「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済成長への打撃に加え、原油安に伴う財政面・対外的なショックへの対応でリスクが高まったため、一部の国について格下げや格付け見通しを『ネガティブ』とする措置をとった」と表明した。

原油価格は、新型コロナの感染拡大や、サウジとロシアの原油安競争を背景に、今年に入り60%以上値下がりしている。

北海ブレント価格は現在1バレル=26ドル前後。最も生産効率の高い産油国が財政を均衡させるために必要な水準を15-20ドル下回っている。一部の国では財政均衡に必要な水準を80-100ドルも下回っている。

S&Pは今年の北海ブレント原油の予想を1バレル=30ドルに引き下げた。

近年、格下げが相次いでいたサウジについては「A-」(見通し「安定的」)で据え置いた。

ロシアとカザフスタンは「BBB-」(見通し「安定的」)で据え置き、カタールも「AA-」(見通し「安定的」)で据え置いた。

ロイター

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最終更新:3/27(金) 12:33

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