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東京為替見通し=ドル円、FRBの追加緩和観測と3月期末に向けたレパトリで続落か

3/27 8:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「FRBはまだ行動する余地がある」と追加緩和を示唆したことや過去最多の米新規失業保険申請件(328万3000件)を受けて109.21円まで下落した。ユーロドルは1.1059ドルまで上昇、ポンドドルも1.2229ドルまで上昇した。

 本日の東京市場のドル円は、ダウ平均が2兆ドル規模の新型コロナ景気対策を受けて反発していることでドル資金需要が後退していること、3月期末決算に向けたレパトリエーション(国外滞留資金の本国環流)で続落が予想される。
 ドル円は、パウエルFRB議長がゼロ金利と無制限の量的緩和に加えて、追加緩和の可能性を示唆したこと、米国の労働市場の悪化、3月期末決算に向けてレパトリエーション(海外投資資金の本国への還流)の円買いが優勢となることで軟調推移が予想される。
 米国の新型コロナウイルス感染者数は、82404人(死者1178人)となり、中国の81782人(死者3291人)を抜いて世界最大となっている。
 ドル円は2月24日の高値111.68円から、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)宣言を受けたリスク回避のドル売り・円買いで101.19円まで下落後、世界的な資産市場の下落を受けた約12兆ドルのマージン・コール(追証)によるドル争奪戦により、3月24日に111.71円まで反発した。しかし、ダウ平均はトランプ米政権の2兆ドル規模の新型コロナ景気対策への期待感から反発しており、ドル選好地合いが後退している。
 ドル円のテクニカル分析でも、3月24日に相場の反転を示唆する寄引同事線が示現し、2手連続陰線、抱き線により、一目均衡表・雲の下限109.94円を下抜けたことで、下落トレンドの可能性が示唆されている。
 昨日発表された前週(3/15-21)の新規失業保険申請件数は過去最多の328.3万件に増大した。来週発表される米3月の非農業部門雇用者数は、調査対象が3月8-14日なので、新規失業保険申請件数28.2万件に対応して、前月比▲29.3万人(最悪▲70万人、最高+8万人:▲はマイナス)と予想されている。しかし、セントルイス地区連銀は、米国の失業者数が5280万人に増大、失業率が32%へ上昇して、大恐慌時の1933年に記録した24.9%を上回るとの試算を公表しており、要警戒となる。

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最終更新:3/27(金) 8:00

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