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ある程度の反発終われば株は弱気相場へ。米ドルは現状の高値水準でレンジ形成か

3/26 15:06 配信

ザイFX!

■株価反発は短期間で暴落した反動にすぎない
 先週(3月16日~)から今週(3月23日~)にかけての動きを見てみますと、今週に入ってからは、世界的に株式市場が急反発しています。

 米国が2兆ドルの経済対策を打ち出したことを始めとして、各国が大規模な経済対策を打ち出していることなどが好感され、株式市場が反応しているわけです。

 ただ、もっと単純に言ってしまうと、株式市場を含め、さまざまな金融市場が短期間に暴落しすぎてしまったので、大規模な経済対策の打ち出しを材料にして、その反動が出ているだけのことだと思います。

■恐る恐るの経済運営は続きそう
 ここで忘れてはならないのは、ウイルスに国境はないということです。

 最初に感染が広がった中国では、新型コロナウイルスの感染者数が、急激に減ってきています。おそらく、中国は抑え込みに成功しているのではないかと、私は考えています。

 しかし、その一方で、他の国では今、まさに急激に感染が広がっています。

 今、感染の広がりが激しいのは、欧州、米国ですが、仮にそれが落ち着いても、今度はアフリカ、南アメリカと、次々に続いていきます。

 そうすると、せっかく落ち着いた国も、2次拡大の恐れがありますので、恐る恐るの経済運営を続けざるを得ません。

 つまり、世界的に経済活動が正常に戻るのに、相当、時間がかかるのは、ほぼ確実だということです。

■反発終われば、じわじわとした弱気相場へ
 そうであれば、企業業績は、今後もかなりの期間、落ち込むということになってくるでしょう。

 当然、株価にはマイナスなわけですから、今、起きている株式の反転は、それまでの反動程度のものであって、あくまでも一時的と考えるべきだと思います。

 ある程度の反発が終わると、今度は、じわじわとした弱気相場になるのではないかと予想しています。

 新型コロナウイルス危機の最初は暴落、それが一巡すると、暴落への反動からの上昇、そして、それが落ち着くと、実体を反映した落ち着いた相場展開に向かう、という流れになってくるというイメージです。

■為替は現状の米ドル高水準でレンジ形成か
 さて、そこで為替相場ですが、前回のコラムでお伝えしたとおり、激しい米ドル安から、一転して急激な米ドル高となり、その後、方向感がなくなってきました。

 一方的な相場の動きというのは、これからは、あまり起きないステージに入ったのではないか、と考えています。

 そうは言いましても、資金繰りのために米ドルが必要となる状況に、当面、変化はないと思いますので、現状の米ドル高水準でのレンジを形成する時期ではないかと思います。

■米ドル/円はレンジをイメージしたトレード
 ただし、これまでの相場が、かなり激しかった後遺症が残りますので、簡単に、どの通貨ペアも100~200ポイント動いてしまう状況が、まだ続くと思います。それを前提に、ポジションの金額などを調整する必要があると思います。皆さんも、ぜひ考えてみてください。

 米ドル/円は、この危機が発生する前の高値であった112円台というのが、当面の天井になるのではないでしょうか。

 一方、底値は109円台のどこかではないか、と私はイメージしながら、レンジトレードを続けています。

 その他の、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルも、同様の動きになると予想しています。

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最終更新:3/26(木) 15:06

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