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基準価額3000円割れファンド3月に倍増-コロナ危機直撃、毎月分配型9割

3/26 21:20 配信

モーニングスター

 コロナ危機による株式市場を中心としたマーケットの急激な調整により、基準価額が3000円未満のファンドが大幅に増加している。国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF除く)のうち3月25日時点の基準価額が3000円を下回っていたのは218本と、2月末時点の112本からほぼ倍増した。
 

 決算頻度別に見ると、218本のうち約9割に当たる204本が毎月分配型となる。これまで高水準の分配金を支払ったことで基準価額が大きく減少していたところに、コロナ危機が直撃し、3000円割れしたファンドが続出した格好だ。218本の内訳をモーニングスターカテゴリー別に見ると、最多は「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」で50本、次いで「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が24本などとなり、近年の低金利環境で高い利回りが注目を集めてきたカテゴリーだが、足元では投資家が高利回り資産の換金売りを急ぐ中で影響が大きかった。また、通貨選択型の有無で見ると、218本のうち116本が通貨選択型だが、こちらも新興国通貨を中心に激しく売り込まれたタイプのファンドだ。
 

 今後、市場の混乱が長引き、分配金の原資となる収益が低下基調となれば、分配金を引き下げるファンドが相次ぐ可能性も高い。既に、基準価額が3000円未満の毎月分配型ファンドのうち3月(25日まで)に分配金を引き下げたファンドは12本あり、うち7本が通貨選択型ファンドとなっている。
 

 25日に引き下げを行った「資源ツインαファンド(通貨選択型)」の米ドルコース、トルコリラコース、ブラジルレアルコースの3ファンドはそれぞれ1万口当たりの分配金を2月の15円、5円、5円からいずれも1円に引き下げた。15年の運用開始時には400円の分配金を支払っていたファンドで、その後段階的に分配金を引き下げたものの基準価額は減少が続き、米ドルコースは1000円を、その他2コースは500円を割り込んでいる。
 

 毎月分配型の中には実力に見合った分配を行うことで、分配金要因による基準価額の下落が抑制されているファンドも当然ながらある。厳しい市場環境でも安定的な分配金の支払いができるのか、運用報告書などを確認することで見極めることがいっそう重要となりそうだ。
 

 

モーニングスター

最終更新:3/26(木) 21:25

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