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明日の戦略-大幅安で200日線を下回る、一段安なら売り加速を警戒

2/27 16:27 配信

トレーダーズ・ウェブ

 27日の日経平均は大幅に4日続落。終値は477円安の21948円。米国株が戻しきれずに失速して終えたことを嫌気して、3桁下落からのスタート。寄った後も幅広い銘柄に売りが広がる中、一本調子の下げが続いた。前場で400円超の下落となると、後場は見切り売りが加速して一段安。22000円より下での時間帯が長く、500円超下げる場面もあった。終盤には若干値を戻したものの、結局終値でも22000円を割り込んだ。東証1部の売買代金は概算で3兆1600億円。業種別では全業種が下落しており、騰落率上位は鉄鋼、精密機器、食料品、下位は空運、証券・商品先物、不動産となった。リスクオフムードが強まる中、金や原油に動きが出るとの思惑から、第一商品やフジトミなど商品先物株が急伸。半面、子会社の事業譲渡を発表したリアルワールドは、買い先行から一転急落して後場にはストップ安まで売られるなど、大荒れの動きとなった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり77/値下がり2059と値下がり銘柄が2000を超えた。ウイルス対策銘柄としてキョーリンHDが急伸。感染症の検査試薬開発に着手すると発表した医学生物学研究所が買いを集めた。フィスコとIR動画分野で提携を強化すると発表したアイスタディはストップ高。上方修正と増配を発表した月島機械が大きく上昇した。一方、SBGやソニーが大幅安。イベントの開催中止が続々と伝わる中、OLCやエイベックスが売りに押され、ぴあは14%超の下落となった。太陽電池事業の縮小を発表したパナソニックが大幅安。権利落ちでコシダカHDやありがとうサービスなどが大きく売られ、子会社の株式譲渡を発表したRVHが急落した。

 日経平均は終日軟調で、昨年10月11日以来、約4カ月半ぶりに終値で22000円を割り込んだ。新型肺炎がコンサートやスポーツイベントなど多方面に甚大な影響を及ぼしており、株式市場でもレジャー関連が厳しい下げとなったほか、外食や小売などが軒並み大幅安となった。依然として新型肺炎の感染被害が各地で報じられる中、どこにリスクが潜んでいるかが読めない状況となっており、混乱のさなかにあえて買いを入れる必要もないとの見方が強まりつつある。今は米国株の反転を待つしかなく、本日発表される10-12月期GDP改定値や1月耐久財受注がその材料となる展開に期待したいところ。ただ、米国株が切り返したとしても、あすは週またぎのリスクが意識されて上値は重いだろう。きょうの大幅安で200日線(22194円、27日時点)を明確に下に抜けているが、ここから一段安となると売りに勢いがつきやすい。それだけに22000円近辺で踏みとどまることができるかが大きな注目点となる。

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最終更新:2/27(木) 16:28

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