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NY為替見通し=米金利・株に連れた動きか、日本の検査件数の発表次第では円売りも

2/27 21:05 配信

トレーダーズ・ウェブ

 本日のドル円は米金利や米株式の動向を見ての取引が継続されそうだ。米10年債利回りが連日で過去最低水準を更新していることもあり、ドルは円やユーロに対して上値が重い展開が続いている。株価の下落や債券の利回りの低下のスピードは若干スピードが速いため、調整が入る可能性があるものの、欧州と米国の新型コロナウィルスの拡大は今後本格化してくることが予想されるため、株売り・債券買いのトレンドが急変するのは難しそうだ。米国に関して言えば、新型コロナウィルスの前にインフルエンザが大流行をしていたことで、インフルエンザ患者が実はコロナウィルスに罹患していた可能性もあるとのうわさも流れている。引き続き感染拡大の情報には警戒したい。
 ドルは上記のように円やユーロに対しては弱含んでいるものの、オセアニア通貨に対しては連日堅調に推移し、ポンドに対しても昨日や本日は底堅い動きを見せ、ドルが一方向に動いているわけではない。
 2月19・20日に円が独歩安になったように、いつ日本売り(日経売り・円売り)が再開されるかには警戒しておきたい。特に警戒しなくてはならないのは、日本政府がいつPCR検査の結果を発表し、今後同検査を本格化するかによるだろう。昨日立件民主党の枝野代表の衆院予算委での質問に対し、加藤厚生労働相は「18-24日の間の検査実施件数は6300件だった」と発言している。しかしながら、厚生省は昨日26日正午時点での検査を行った人数は1890人、チャーター便の帰国者を除くと1061人と発表している。チャーター便帰国者のほとんどが18日以前の検査と考えられることで、おそらく5000人以上の検査結果が公表されていないと思われる。この結果で日本人の感染者が急拡大する可能性が高く、検査結果が発表されると円売りが再開される可能性も高いことには警戒しておきたい。
 本日の米国時間の経済指標は、10-12月期米国内総生産(GDP)、個人消費、PCEなどのそれぞれ改定値、1月米耐久財受注額、米新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数、1月米住宅販売保留指数などが発表されるが、どの指標もよほど大きく市場予想から乖離がない限り、大きく指標で相場が動くのは難しそうだ。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目途は、日足一目均衡表・転換線110.95円や25日高値の111.04円。
・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目途は、日足一目均衡表・雲の上限の109.38円。

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最終更新:2/27(木) 21:05

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