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<新興国eye>前週の上海総合指数、中銀金融緩和策や政府の景気対策期待で続伸=BRICs市況

2/25 11:35 配信

モーニングスター

 前週(17-21日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の21日終値が14日終値比4.21%高となり、続伸した。
 
 週明け17日の指数は買い優勢で始まり、18日まで3営業日続伸した。中国人民銀行(中銀)による金融市場への流動性の潤沢供給(3000億人民元)や中期流動性ファシリティ(MLF)の金利引き下げ、さらには中国証券監督管理委員会(CSRC)が上場企業向けのリファイナンス規則を緩和すると発表したことを受け、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による景気減速懸念が後退したことなどが買い材料となった。
 
 19日は4営業日ぶりに反落。米IT大手アップル<AAPL>がコロナウイルスによる影響で1-3月期の売り上げが会社予想を下回ると警告したことから世界経済の減速懸念が再び強まり、相場の頭が重くなった。また、新型肺炎による死者数が2000人を超えたことで感染拡大懸念が強まり、売りが広がった。
 
 20日は反発し、週末21日も値を上げ、続伸した。20日は中国人民銀行が銀行貸出金利のベンチマークとして導入した1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)のうち、1年物を4.15%から4.05%へ、5年物も4.80%から4.75%に引き下げたことや、中国国家衛生健康委員会が新型コロナウイルスの19日の新たな感染者数が減少したと発表したことが好感された。21日は政府が新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている企業を支援する方針を示したことを受け、景気対策期待の買いが強まった。
 
 今週(24-28日)の株式市場は、引き続き新型肺炎の感染拡大や米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。
 
<関連銘柄>
上証50連動 <1309> 、上場パンダ <1322> 、上場チャイナ <1548> 、H株ブル <1572> 、H株ベア <1573> 、中国A300 <1575> 、南方A50 <1576> 、iSエマジン <1582>
 
(イメージ写真提供:123RF)
 

モーニングスター

最終更新:2/25(火) 11:35

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