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東京為替見通し=ドル円、「円離れ」と「リスク回避の円買い」の攻防か

2/24 8:00 配信

トレーダーズ・ウェブ

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、低調な2月米製造業・サービス業PMI速報値を受けた米株安や米長期金利の低下により111.47円まで反落した。ユーロドルは弱い米経済指標を受けて1.0864ドルまで反発した。ユーロ円も121.35円まで堅調に推移した。

 本日のアジア市場のドル円は、東京市場が休場で閑散取引の中、米2月製造業・サービス業PMIの低迷を受けて下値を探る展開が予想される。
 先週のドル円は、新型コロナウイルスの感染拡大による日本経済と政治への警戒感から日本売り=円離れが進み、112.23円まで上昇した。しかしながら、極東有事のドル買いも、2月の米総合購買担当者指数(PMI)速報値が2013年10月以来の低水準となる49.6まで落ち込み、新型コロナウイルスの世界的流行への懸念が米国企業まで及んでいることが確認されたことで、ブレーキがかかった。製造業PMIは50.8で2019年8月以来の低水準、サービス業PMIは49.4と2013年10月以来の低水準に落ち込んだ。
 米10年債利回りは1.47%まで低下、米30年債利回りは過去最低水準の1.8843%まで低下、ダウ平均も227ドル下落している。
 本日は、先週の円離れ相場からリスク回避の円買い相場の様相を呈し始めており、新型コロナウイルスに関する報道などに要警戒となる。
 米国務省は22日、日本国内での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、日本への渡航情報を4段階で最も低い一般的な注意を呼びかける「レベル1」からより注意を要する「レベル2」へ引き上げており、今後の各国の対日スタンスに要警戒となる。
 先週のドル円の上昇を主導した米系ヘッジファンド筋の論理は以下の通りとなっており、それぞれの要因の賞味期限を見極めることになる。
・日本経済売り:2019年10-12月期GDPは消費増税でマイナス成長、2020年1-3月期は新型コロナウイルスでマイナス成長警戒、4-6月期は東京オリンピック中止懸念でマイナス成長警戒
・日本政治売り:新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡る失態
・本邦機関投資家の旺盛な新規外債投資(※年金の外債投資枠引き上げ観測)
・日本企業による大口の買収案件

 ドル円のオーダー状況は、上値には112.00円、112.20円、112.30円、112.40-50円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買いが控えている。下値には、111.20円、111.00円にドル買いオーダーが控えている。
 ドル円のテクニカル分析では、昨年のダブル・トップ(112.14円・112.40円)を上抜けることが出来るか否かに要注目となっており、先週末の反落は、+2.5シグマまで上昇していたことに対する調整売り、綾押しと見なせる。

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最終更新:2/24(月) 8:00

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