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「お金を稼げない人」と稼げる人の決定的な差

2/17 8:01 配信

東洋経済オンライン

キャリアの多様化が進み、副業やフリーランスとして仕事を始める人が増えています。ところが、「あれもこれもやっているのに、結果が出ない……」「毎日懸命に働いているのに、余裕のある生活にならない……」
こんな悩みを抱えている人が少なくありません。なぜ、こうした事態に陥ってしまうのでしょうか。それは、ちょっとした行動の違いが重なって起こってしまうようです。そこで、副業・フリーランスで人気の講師業を始め、自身の収入を3倍にした五十嵐康雄氏に、著書『稼げる講師、稼げない講師 どこが違うか』から稼げない人がやりがちな3つの残念な行動について紹介してもらいました。

■残念な行動①いい仕事のために睡眠時間を削る

 稼げない人は、仕事に一生懸命になるがあまり、あるいは少しでも多く仕事をしようと、睡眠時間を削ってでもなんとかしようとします。

 睡眠不足だと、脳も体も疲れがとれず、日中眠くなり、仕事の効率も悪くなり、結果として仕事の時間が長くなってしまいます。ましてや、顧客の前でふとした瞬間にウトウトしてしまったら、一瞬で信頼を失ってしまいます。

 当然コンディションも悪く、そんな状態では、チャンスが来たときにいいパフォーマンスが発揮できるはずがありません。どんなにいいコンテンツを用意していても台無しです。さらに疲れた表情をしている人や、覇気のない人に仕事を頼みたい、一緒に仕事をしたいと思う人はいません。睡眠時間を削ることは、パフォーマンスを落とし、仕事の効率を下げるうえにチャンスまで失ってしまうのです。

 一方、稼げる人は、睡眠も仕事と考えています。睡眠時間を予定に組み込み確保することはもちろんのこと、睡眠の質も大事にします。次の日の自分のパフォーマンスを上げるためです。

 たとえば、出張で前泊するホテルは、極力、以前泊まったことがあって居心地のいいホテルを選びます。ホテルの部屋で休むにも仕事をするにも、ストレスの少ない環境だからです。ホテルへのアクセス、周辺環境、ホテル内の施設や客室内の設備などもわかっているので、余計なことに気を遣わなくてすみます。

 さらに、常連になれば、好みの枕、必要な備品などを毎回お願いしなくても、ホテル側で準備をしてくれます。良質な睡眠をとると目覚めもよく、軽い運動でもすれば、やる気が自然とみなぎってきます。

 稼げる人になるには睡眠をしっかりとることが大切です。それがいい仕事につながります。

 さらに食事、適度な運動と休息のバランスを意識的に整えましょう。常にいいパフォーマンスを出し続けられるようになると自然と効率よく稼げるようになり、余裕のある生活を得られるのです。

■残念な行動②「時間」より「お金」を重視する

 稼げない人は、常にお金をいちばんに意識して行動します。少しでもコストを減らそうと、経理から決算、確定申告、名刺のデザインやホームページ作成など、なんでも自分でやります。

 その結果、目の前のことをこなすだけで精一杯。営業活動やコンテンツの作成、自己研鑽、新しい情報の入手など、将来のために使える時間がなくなるため、収入源の確保ができず、いつまでたっても忙しいわりに収入が増えません。この状態が副業やフリーランスとして仕事を始めて数カ月程度であれば仕方ありませんが、半年以上続くと、このスパイラルから抜け出せなくなり、稼げない状況がずっと続くことになります。

 長い目で見ると、「自分ですべてやる」のはマイナスです。お金のために、自分の時間を削っていることになるからです。

 時間が持つ価値を低く見積もり、浪費してしまっているのです。

 一方、稼げる人は、常に時間の価値をさらに高いものにするためにどうすればよいか、限られた時間をどうやって使えばいまより大きな成果を生み出せるのかを考えて動きます。稼ぐには経費を削減することよりも稼げる自分をつくることが大事だからです。時には、時間をお金で買います。アウトソーシング(外部委託)するのです。

 たとえば、私は、数年前からそのとき必要と感じた分野は、定期的にコーチングをしてもらうようにしています。1人で考えていてもなかなか解決策が出てこないときは、人に聞いてもらうことで考えが整理され、すぐに解決策が出てくることがあるからです。1人であれこれ悩んでいても、いたずらに時間を費やしますし、悩む時間が長くなると精神衛生上もよくありません。

 悩む時間が長くなりそうなときは、専門家の力を借りたほうがいいのです。

 そうすることでできた時間を有効に使い、仕事の成果をあげるための頭や心のメンテナンスやスキルを磨けば、将来的に大きなリターンとなって、自分に返ってきます。

 稼げる人になるには、ほかの人がやっても自分の7割程度のパフォーマンスが出るなら、思いきってほかの人に任せてしまいましょう。ただし、自分にしかできないことをやる時間はしっかり確保し、絶対に自分でやる。そのメリハリをきちんとつけることが大切です。

 稼げない人は、移動中などのスキマ時間を休息にあててしまいがちです。たとえば、新幹線や飛行機に乗ったとき、あたりを見回すと、寝たり、ビールを飲んだり、スマホをいじったり、完全にオフモードになっている人を多く見かけます。もちろん、私も疲れがたまったときは寝ますし、休みます。

 しかし、いつもではありません。なぜなら、スキマ時間をすべて休むことにすると、移動時間が1日2時間あるとしたら1カ月に平均20日間働くとして、移動時間だけで年間480時間にもなります。この膨大な時間がただ休むだけに使われることになるからです。

 一方、稼げる人は、スキマ時間をうまくインプットにあてています。

 たとえば、私は、移動時間にインプットとシミュレーションを行います。仙台で研修があるときは、新幹線に乗ったら、まず、仙台駅到着時間15分前にタイマーをセットし、しばらく関連資料や書籍に目を通します。それから、研修の流れを一通りイメージします。タイマーが鳴ったら、窓から風景を眺め、仙台の風土を感じます。

 そして、研修のオープニングトークで使えるような、その土地にからめたネタを探し、「明日はこういう入り方をしよう」と研修の流れを最終シミュレーションします。何度か訪れたことのある土地であっても、行くたびに様相は変わるので必ずチェックします。

 15分としているのは、時間が限られているからこそ集中力が高まり、窓の外を眺めているだけでさまざまな気づきが得られるからです。

 中国の言い伝えで「三上」というものがあります。文章を考える際には、馬上、枕上、厠上がもっとも適しているという意味です。馬上は移動中、枕上はベッドで寝る間際、厠上はトイレの最中(笑)。日常の中にこそ、普段、思い浮かばないようなひらめきが生まれるのです。

 ただし、スキマ時間でできることには限界がありますので、あらかじめすることを決めておくといいでしょう。ある程度まとまった時間が確保できる移動のときには、読書をしたり、オーディオマガジンで著名な方の話を聞いたりして、質の高い情報を集中して取り入れることをオススメします。

 稼げる人になるには、移動時間などのスキマ時間をうまくインプットにあてましょう。スキマ時間は、普段は思いつかないアイデアがひらめくチャンスです。活用できるかできないかで大きな差が生まれていきます。

■稼げる人・稼げない人の違いはちょっとした行動の違い

 お金を稼げる人は、常に体調、時間の管理を怠りません。将来的に大きなリターンとなってお金を運んできてくれることを知っているからです。

 稼げるようになりたいと思っているのに、なかなかうまくいってないときは、知らず知らずのうちに、目先のお金のことばかり考え、結果的にお金を遠ざけてしまう残念な行動をとっている可能性があります。

 それはちょっとした差かもしれませんが、積み重なることで、大きな違いとなっていきます。

 いま一度、毎日の自分の行動を見直して残念な行動はすぐにやめ、稼げる人になりましょう。

東洋経済オンライン

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最終更新:2/17(月) 8:01

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