香港前引け:続落、27000ポイント割れ カジノ株に売り

10/6 13:50 配信

トレーダーズ・ウェブ

 週明け6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.61%安の26976.52ポイントだった。中国企業指数は0.85%安の9576.22ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で723億3000万HKドル。

 ハンセン指数は安く始まり、次第に下げ幅を拡大。前引けにかけてやや値を戻したものの、心理的節目の27000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。中国本土は国慶節・中秋節連休(10月1-8日)のため政策などの新たな材料に乏しく、商いは低調。あすは香港市場が中秋節の翌日で休場とあって、持ち高を整理する売りが優勢となった。

 個別では、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が大幅に続落。新エネルギー車の理想汽車(02015)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、ニット衣料大手の中国蒙牛乳業(02319)、オンラインゲームのネットイース(09999)も安い。中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)と子会社の阿里健康(00241)はともに反落した。半面、前週末に売られた国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)が上昇した。

村山

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最終更新:10/6(月) 13:50

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