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住SBI銀 | 2,374 | +33 |
住信SBIネット銀行 <7163> の代表取締役CEO(最高経営責任者)の円山法昭社長が、フリーアナウンサーの青木源太氏と対談。円山氏は、ネット銀行としての成長や得意分野の住宅ローンの成長に加え、「銀行を超えたテック企業として成長していきたい」と述べ、今後の成長戦略について語った。
住信SBI銀は2007年創業のネット銀行。ネット銀行としては国内で4番目に誕生しており、業界では老舗といえる。中核であるデジタルバンク事業においては預金残高が24年3月期第3四半期時点で前年同期比16.6%増となるなど順調に成長しているが、住宅ローンに強みを持つことでも有名だ。同社では、AIによるスピード感のある審査のほか、首都圏を中心に実店舗を展開しているのが特徴でもある。
円山社長は、「家は多くの人にとって一生に一度の大きな買い物だが、住宅ローンは分からないことが多く、不動産会社や工務店に相談する人も多い。商品のアピールはネットを利用するが、ネット上でローンを組む人はいない。不動産会社などの近くで、住宅ローンを相談できるような実店舗は必要」としており、フランチャイズの店舗網を構築することも、トップクラスのシェアを維持できる基盤となっている。
住宅ローンは国内で年間20兆円の巨大なマーケットで、100以上の銀行があるなか、同社のシェアは7%。将来的には地方の中核都市にも店舗網を拡げ、25年には10%、最終的には20%を超えるシェアを目指すとしている。(2)へつづく
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:3/28(木) 16:36
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