住宅ローンの借り換えを検討しているという方も多いのではないでしょうか。
借り換えは、月々の返済負担を減らせたり、付帯サービスを見直せる機会となるので慎重に検討したいところです。
今回は、住宅ローンの借り換えで選ばれている金利タイプはどれか、住宅金融支援機構のデータを元に解説していきます。
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借換え後の金利タイプの割合の変化について
2023年10月24日に住宅金融支援機構が公開した「2022年度 住宅ローン借換えの実態調査結果」によると、借換え後の住宅ローンの金利タイプについては、変動型が約5割、固定期間選択型が約4割、全期間固定型が約1割で推移しています。
住宅ローンの借り換えにおいて、過去3年では変動金利を選択する人が最も多くなっています。
【2020年~2022年度】借換え後の金利タイプの割合
また、2020年~2022年度調査の内訳は以下のとおりです。
●【2022年度調査】借換え後の金利タイプの割合
・変動型:51.5%
・固定期間選択型:42.1%
・全期間固定型:6.3%
●【2021年度調査】借換え後の金利タイプの割合
・変動型:49.2%
・固定期間選択型:43.9%
・全期間固定型:6.9%
●【2020年度調査】借換え後の金利タイプの割合
・変動型:50.2%
・固定期間選択型:41.5%
・全期間固定型:8.3%
まとめにかえて
住宅ローンの借り換えで選ばれている金利タイプの割合については、変動型が約5割、固定期間選択型が約4割、全期間固定型が1割となっています。
借り換えによって、金利を低くできたり、付帯サービスを見直せるなど、メリットも多いです。
今より条件のいい形で借り換えができそうであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・住宅金融支援機構「2022年度 住宅ローン借換えの実態調査結果」
LIMO
最終更新:11/21(火) 17:56
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