三菱重工業-大幅高 中東情勢緊迫化で防衛関連に買い 英国の原発新設計画も材料視か
三菱重工業<7011>が大幅高。中東情勢の緊迫化などから防衛関連株に買いが入っている。
各報道により米政府が在イラク米大使館の一部職員に退避を命じたと伝わったほか、米CBSテレビが11日に、米当局者がイスラエルからイランへの軍事作戦を実行する準備が整ったとの報告を受けたと報じている。地政学リスクが意識され、防衛関連として同社や川崎重工業<7012>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>などが買われている。
また、英国が11日に発表した中期歳出計画も材料視されているもよう。12日15時配信の日本経済新聞電子版記事によれば、英南東部サイズウェルC原発プロジェクトに対する142億ポンド(約2兆8000億円)の追加拠出を盛っており、原子力発電への回帰が鮮明としている。
同社はヒンクリーポイントC原子力発電所向けポンプを納入するなど英国での実績もあることから、今後の受注期待による買いも入っているとみられる。
トレーダーズ・ウェブ
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最終更新:6/12(木) 15:21