(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比283円84銭高の3万8669円57銭と続伸。米国の消費者物価指数の伸び率が鈍り、投資家心理が上向いた。ただ、為替が円高に振れて自動車株などは下落し、東証株価指数(TOPIX)は7.19ポイント安の2723.69と下落した。
32%の銘柄が値上がりし、65%が値下がりした。出来高は11億9724万株、売買代金は2兆7135億円。
業種別株価指数(33業種)はサービス業、電気機器などが上昇。下落はパルプ・紙、輸送用機器、銀行業、鉄鋼など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億2852万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは続落。
(10時06分)朝方に500円強上昇した日経平均株価は上げ幅を縮め、東証株価指数(TOPIX)はマイナス圏に沈んでいる。日経平均の構成銘柄も値下がり銘柄数が値上がりの数を上回っており、「3万8000円台後半は戻り売りや利食いが出やすい」(国内証券)という。業績や株主還元策に反応した個別の売買はこの日も見られるが、「3月期の決算発表がほぼ終わり、次の材料待ちになり始めているのかもしれない」(大手証券)との指摘もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比260円23銭高の3万8645円96銭と、上昇して始まった。前日の米国株高を引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。(了)
時事通信
最終更新:5/16(木) 12:26
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