【ロンドン時事】4日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、重要指標である米雇用統計の発表を翌日に控えて様子見ムードが強い中、1ドル=151円台後半で小動きとなった。正午現在は151円65~75銭と、前日午後4時(151円74~84銭)比09銭の円高・ドル安。
朝方は151円70銭近辺で取引され、狭いレンジでもみ合う展開となった。円は一時151円76銭前後まで下げたが、日本政府・日銀による為替介入への警戒感から下値は限られた。この日発表される米週間新規失業保険申請件数の内容次第でやや動意付く可能性はあるものの、翌日の米雇用統計の結果を見るまではこう着状態が続くとみられる。
対ユーロは1ユーロ=164円69~79銭(前日午後4時は164円23~33銭)と、46銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0854~0864ドル(同1.0818~0828ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2657~2667ドル(同1.2614~2624ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9055~9065フラン(同0.9053~9063フラン)。(了)
時事通信
最終更新:4/4(木) 20:35
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