香港大引け:反発、後場に上げ幅縮小も4カ月超ぶりの高値を更新

2/18 17:35 配信

トレーダーズ・ウェブ

 18日の香港市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比1.59%高の22976.81ポイントだった。中国企業指数は1.82%高の8475.40ポイント。メインボードの売買代金は概算で3386億2000万HKドル。

 ハンセン指数は反発して寄り付くと上げ幅を拡大し、心理的節目の23000ポイントに乗せ、上昇率を一時2%超に拡大。中国の習近平国家主席が17日、6年ぶりに開催された「民営企業座談会」に出席し、民営経済の発展促進に向けた方針を示したことが好感された。一方、後場に入ると、上げ幅を急速に縮小。足元の上昇を受けて利益確定売りが警戒されるなか、本土市場で上海総合指数が急落したことが重荷となった。もっとも、22700ポイント付近で下げ渋ると、終盤には再び上向きに転じ、終値ベースで昨年10月7日以来、4カ月超ぶりの高値を更新した。

 ハンセン指数構成銘柄では、快手科技(01024)、小米集団(01810)、京東健康(06618)、吉利汽車(00175)が急伸。大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)が買われ、指数を押し上げた。宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)アジア子会社のバドワイザーAPAC(01876)なども高い。半面、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、中国ビール大手の華潤ビール(00291)、香港不動産関連の九龍倉置業地産(01997)、恒基兆業地産(00012)などが下げた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.54%高の5639.05ポイントと大幅に反発。快手科技、小米集団、京東健康のほか、ビリビリ(09626)、衆安在線財産保険(06060)も上昇率上位。半面、金蝶国際ソフト(00268)、ASMPT(00522)、東方甄選(01797)、同程旅行(00780)が下落率上位だった。

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最終更新:2/18(火) 17:35

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