ETF売買動向＝10日前引け、ＷＴパラジ、純銀信託が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.9％減の1132億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同11.5％減の950億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> 、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> など22銘柄が新高値。ｉシェアーズ　米ドル建てハイイールド社債　ＥＴＦ <1497> 、ｉシェアーズ　ドイツ国債　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2857> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、ｉシェアーズ　ジニーメイ　ＭＢＳ　ＥＴＦ <2649> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> が3.30％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は6.16％安、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> は4.96％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が106円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金642億5000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1026億9300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が81億5800万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が48億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が47億9800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が35億4200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億3800万円の売買代金となった。

株探ニュース（minkabu PRESS）