前場コメント No.4 SYSHD、ウィルG、太平洋、パレモHD、東製鉄、ニーズウェル

3/6 11:31 配信

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★9:09  SYSHD-買い気配 上期営業益を上方修正 予算の一部不使用が寄与
 SYSホールディングス<3988>が買い気配。同社は5日、24.7期2Q累計(8-1月)の連結営業利益予想を従来の2.5億円から3.1億円(前期比49.8%増)に上方修正すると発表した。採用実績が当初の計画を下回ったことなどにより当初見込んでいた採用関連費用や研修費用などの一部予算が使用されなかったことを踏まえた。

★9:10  ウィルG-4日続落 通期営業益を下方修正 子会社株売却による税金費用増が響く
 ウィルグループ<6089>が変わらずを挟んで4日続落。同社は5日、24.3期通期の連結純利益予想を従来の28.0億円から24.5億円(前期比24.3%減)に下方修正すると発表した。連結子会社株式の売却に伴う税金費用の増加などの影響を踏まえた。

★9:10  太平洋工業-SBIが目標株価引き上げ 25.3期は踊り場だが26.3期以降の種まきの時期
 太平洋工業<7250>が続伸。SBI証券では、25.3期はトヨタ生産台数の伸び微少で業績は踊り場とみるが、26.3期以降の種まきの時期でもあると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を1820円→1960円と引き上げた。

 同社にとって最も重要な増益要因はトヨタの生産台数であるとSBIでは考えている。25.3期はトヨタの生産台数の伸びが最小限に留まり、かつモデルチェンジ数が少ないことで、台当たり売上高の増加が最小限に留まり、同社のような限界利益率の高いプレス部品メーカーにとっては、厳しい環境になることが予想される。ただ、25.3期は26.3期以降の成長前の一時的な踊り場とSBIではみている。

★9:11  パレモHD-反落 通期営業益を下方修正 円安や原価高騰が響く
 パレモ・ホールディングス<2778>が反落。同社は5日、24.3期通期の連結純利益予想を従来の6.5億円から3.6億円(前期比31.7%減)に下方修正すると発表した。円安や原価高騰の影響が続いたほか、不採算店舗の撤退や、経費削減の取り組みによる営業費の低減も効果は限定的であったことを踏まえた。

★9:11  東京製鉄-岩井コスモが新規に「A」 環境への負荷が少ない電気炉メーカーとして確固たる地位
 東京製鉄<5423>が続伸。岩井コスモ証券では、環境への負荷が少ない電気炉メーカーとして確固たる地位を築いている同社に注目。投資判断を新規「A」、目標株価を1950円でカバレッジを開始した。

 同社は鉄スクラップを原料に電気炉(電炉)を使って、各種鋼材の製造販売を行っている。現在カーボンニュートラルの取り組み強化が求められるなか、国内の鉄鋼生産で4分の3程度を占める高炉に比べ環境負荷が少ない電炉に注目が集まっている。高炉主体のメーカーも電炉を活用する動きが出始めており、今後電炉由来の鋼材への需要が高まることが予想される。岩井コスモでは、他の電炉メーカーが手掛けてこなかったH形鋼や熱延コイルなどの生産にいち早くチャレンジし、その地位を確立してきた同社に注目している。

★9:13  ニーズウェル-大幅に4日続伸 大手保険会社から「経費精算システム導入支援」を受注
 ニーズウェル<3992>が大幅に4日続伸。同社は5日、大手保険会社から、同社のITリエンジニアリングサービス「経費管理」「請求管理」による「経費精算システム導入支援」と、基幹システムへの連携テストを中心としたソフトウェアテスト支援を受注したと発表した。同社の豊富な導入実績と知見が評価され、導入に至ったとしている。

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最終更新:3/6(水) 11:31

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