NYMEX・WTI 5月限:83.14 +0.41
NY原油先物は方向感が定まらなかった。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)5月限の終値は前日比0.41ドル高の1バレル=83.14ドルとなった。イスラエルがミサイルでイラン拠点を直撃とのニュースが伝わり12日以来、1週間ぶりの水準86.28ドルまで時間外取引で上振れた。しかしイスラエルからのミサイル攻撃はなく爆発音はドローンを撃墜した際に発生したものとされ警戒感が後退。「イランはイスラエルの攻撃に対する再攻撃に慎重」との報道もあり、方向感を見出しにくい状態で週の取引を終えた。
COMEX ゴールド6月限:2413.8 +15.8
NY金先物は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる6月限の終値は前営業日比15.8ドル高の1トロイオンス=2413.8ドルとなった。「イスラエルの攻撃を受けたイランは再攻撃に慎重な姿勢を示している」と伝わり、時間外取引でリスク回避資産とされる金への買いが落ち着く場面もあった。しかし中東リスクへの不透明感は拭いきれず、持ち直して週の取引を終えている。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/20(土) 6:46
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