タイ中銀、政策金利を2.50％に据え置き－首相の利下げ要求退ける

（ブルームバーグ）： タイ銀行（中央銀行）は10日、政策金利の据え置きを決めた。セター首相が利下げを求めていたことから、景気支援に対するアプローチを巡り政府との相違が広がっていることを示唆している。

同中銀の金融政策委員会は５対２の賛成多数で１日物レポ金利を約10年ぶりの高水準である2.50％に維持した。

ブルームバーグ調査でエコノミスト24人中17人が予想した通りとなった。残りの７人は0.25ポイントの利下げを見込んでいた。

原題：Thai Central Bank Holds Rate, Deepening Rift With Government　（抜粋）

--取材協力：Tomoko Sato、Cecilia Yap、Pathom Sangwongwanich、Patpicha Tanakasempipat、Nishant Dahiya、Anuchit Nguyen.

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