【ロンドン時事】23日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が広がる中、1ドル=154円台後半で小動きとなった。正午現在は154円75~85銭と、前日午後4時(154円68~78銭)比07銭の円安・ドル高。
円は朝方に154円70銭台を中心に推移した後、時間外取引での米長期金利の上昇を眺めて弱含み、一時154円86銭前後を付けた。ただ、鈴木俊一財務相がこの日の参院財政金融委員会で、為替介入への環境が整ったという趣旨の発言をしたことから、積極的に円の下値を追う動きは乏しく、狭いレンジで一進一退の展開が続いた。
対ユーロは1ユーロ=164円89~99銭(前日午後4時は164円66~76銭)と、23銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0650~0660ドル(同1.0640~0650ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2346~2356ドル(同1.2326~2336ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9116~9126フラン(同0.9108~9118フラン)。(了)
時事通信
最終更新:4/23(火) 20:35
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