ドアダッシュ、利益見通しが予想下回る-料理宅配以外の事業拡大に投資

5/2 10:36 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 食事宅配を手掛ける米ドアダッシュが1日明らかにした4-6月(第2四半期)利益見通しは市場予想を下回った。同社は物流プラットフォームでレストラン以外の店舗の取り扱いを増やすことや、効率性の向上に資金を投じている。

ドアダッシュは4-6月期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)を3億2500万-4億2500万ドル(約507億-663億円)と予想。予想中間値は市場予想の平均を大きく下回った。1-3月(第1四半期)のEBITDAは3億7100万ドルとアナリスト予想を上回った。

1日の米株式市場時間外取引でドアダッシュは約15%下落。ここ1年では2倍強に上げていた。

ドアダッシュは営業利益ベースで黒字化達成時期の見通しを示していないが、アナリストは今年の7-9月(第3四半期)までに達成すると予想している。

1-3月業績は好調だったものの、4-6月利益見通しが影を落としている。発表資料によると、1-3月の注文総数は前年同期比21%増の6億2000万件と、アナリスト予想平均(6億770万件)を上回った。注文総額は前年同期比21%増の192億ドルとなった。特に米食料雑貨品店の注文総額が2倍強に急増した。

原題:DoorDash Outlook Falls Short Amid Profitability Scrutiny (2)(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:5/2(木) 10:36

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