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前場コメント No.7 FIXER、カネカ、大気社、Uアローズ、ウエストHD、ispace

4/12 11:32 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
大気社4,655+85
カネカ4,091+101
FIXER1,708+6
Uアローズ1,821+8
Fリテイリ41,550+160.00

★9:40  FIXER-大幅安 厚生労働省との契約を終了
 FIXER<5129>が大幅安。同社は11日、主要取引先である厚生労働省との契約を終了すると発表した。保守運用をしていた新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システムについて、新型コロナウイルスが2023年5月8日から5類感染症に移行されたことで契約終了に至ったという。
 
 同契約による売上高は23.8期の実績で62億1400万円、売上高に占める割合は56.2%だった。同社は、同日まで別の形で契約の継続を模索していたものの、契約の更新が難しくなったとしている。

★9:40  FIXER-大幅安 上期営業益68%減 厚労省との契約終了も嫌気
 FIXER<5129>が大幅安。同社は11日、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は5.0億円(前年同期比67.8%減)だったと発表した。

 未受注であったデジタル庁の生成AI実証実験プロジェクトを受注したことから、プロ
ジェクト型サービスが当初想定を上回ったほか、リセールにおいても HER-SYS 向けのライセンス利用が想定を上回った

 なお、株価は同日発表された厚生労働省との契約終了も嫌気され、大きく売られている。

★9:46  カネカ-東海東京が目標株価を引き上げ 四半期営業利益100億円の壁突破と株主還元を評価
 カネカ<4118>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、四半期営業利益100億円の壁突破と株主還元を評価。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は5170円→5480円に引き上げた。

 東海東京では、24/3期営業利益を前年比8.8%減の320億円と会社計画並みの水準を予想。25/3期の営業利益は同31.6%増の421億円と予想している。主なセグメント別営業利益は、Material SUは前年比8.9%増の282億円と予想。Quality of Life SUは同27.3%増の205億円と予想。カテーテルや血液浄化器の事業が好調なHealth Care SUは25.9%増の170億円、Nutrition SUは前年比 23.3%増の148億円と予想している。

★10:01  大気社-大和が投資判断を引き下げ 25/3期の産業空調は大型案件の剥落で一旦減収へ
 大気社<1979>が軟調。大和証券では、25/3期の産業空調は大型案件の剥落で一旦減収を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」に引き下げ、目標株価は4300円→4800円に引き上げた。

 大和では、24/3期の連結営業利益を170億円(前期比+47.1%)と予想。25/3期は産業空調の大型戦略案件が 24/3期に竣工する反動等で、完成工事高2570億円(同▲12.9%)、営業利益150億円(同▲11.8%)と予想している。塗装システム事業(主に自動車メーカー向け)は、かつて収益性の高い事業であったが、近年は技術のコモディティ化が進み、収益性の低下が目立ったという。しかし、EV化やカーボンニュートラルに対し、新たな塗装技術への需要が高まってきている模様。次世代技術の開発に積極的に取り組んでおり、潮目の変化を成長に結びつけられるかに注目している。

★10:05  ユナイテッドアローズ-続落 ファストリが決算で大幅安 冬物伸び悩む
 ユナイテッドアローズ<7606>が続落。ファーストリテイリング<9983>の決算発表が材料視されているもよう。

 ファーストリテイリングは11日、24.8期上期(9-2月)の決算を発表。通期予想については純利益を引き上げる一方、売上収益は下方修正した。国内ユニクロの冬物が暖冬の影響により伸び悩んだことなどを踏まえた。12日の東京市場において、ファストリの株価は5%近い下落となっている。
 
 暖冬による業績への影響が懸念され、アパレル関連の一角が軟調に推移しているようだ。しまむら<8227>なども安い。

★10:17  ウエストHD-上げ幅縮小 上期営業益93%増 上期計画下回る
 ウエストホールディングス<1407>が上げ幅縮小。同社は12日10時、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は29.1億円(前年同期比92.8%増)だったと発表した。上期の会社計画38.9億円を下回った。

 再生可能エネルギー事業セグメントにおいて、非FIT太陽光発電所開発販売事業の一部物件の引き渡しが下期にずれ込んだ。この結果、売上高が計画未達となり利益も下振れた。一方、通期計画に対しての案件ストックは十分な数が確保できる見込みとしている。
 
 なお、株価は計画下振れの着地を受け、マイナスに転じる場面もみられた。

★10:20  ispace-反発 ミッション2で月に輸送する小型月面探査車の認定モデル試験完了
 ispace<9348>が反発。同社は12日10時、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2において、月に輸送するマイクロローバー(小型月面探査車)の認定モデルを使用した試験が完了したと発表した。

 今回の試験結果を踏まえて、現在はフライトモデルの開発が行われている。フライトモデルの開発と並行して、認定モデルはランダー(月着陸船)「RESILIENCE」のフライトモデルに搭載され、ランダーと統合された状態での環境試験を行う予定。フライトモデルは開発完了後、2024年の夏ごろに日本へ輸送し、「RESILIENCE」へ搭載される見通しとしている。

 発表後、株価は前日比7.6%高まで買われる場面がみられた。

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最終更新:4/12(金) 11:32

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