前場コメント No.7 資生堂、富士急、三社電機、マミヤOP、沖縄セルラー、サイババズ

5/9 11:31 配信

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現在値
資生堂4,918+2
コーセー9,822-122
ポラオルH1,409-14
三社電1,111+10
富士急3,235-10

★9:20  資生堂-急騰 コーセーの好調な決算を受けてつれ高 10日に決算発表予定
 資生堂<4911>が急騰。コーセー<4922>が8日、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は79.0億円(前年同期比35.5%増)だったと発表したことが材料。

 同業大手の好調な決算を受けて、同社やポーラ・オルビスホールディングス<4927>など化粧品関連に買いが入っている。

 なお、同社はあす10日、ポーラ・オルビスはきょう9日に決算発表を予定している。

★9:31  富士急行-大幅に3日続伸 今期営業益7%増見込む 前期は92%増
 富士急行<9010>が大幅に3日続伸。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を87.0億円(前期比6.7%増)に、年間配当予想を29円(前期は26円)にすると発表した。市場コンセンサスは88.8億円。

 第6次中期経営計画の2年目にあたる今期は、これまで培ってきたノウハウや経験に加え、AI技術など最先端デジタルテクノロジーを活用するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は81.5億円(前の期比92.1%増)だった。運輸事業が外国人をはじめとする観光需要の高まりなどにより増益となった。レジャー・サービス業が伸びたことも寄与した。期末配当は従来予想の18円に対し26円(23.3期末は15円)に決定した。

★9:34  三社電機製作所-急落 今期営業益59%減見込む 前期は計画上振れ
 三社電機製作所<6882>が急落。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を14.0億円(前期比58.9%減)に、年間配当予想を40円(前期は50円)にすると発表した。
 
 電源機器では、前期と同様の大型の特殊案件はなく、売上が減少する見通し。また一時的に減価償却費が先行するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は34.1億円(前の期比2.1倍)だった。会社計画の30.0億円から上振れて着地した。半導体事業では円安効果などが、電源機器事業では顧客の要望から前倒しで製品の納入を実施したことが、それぞれ寄与した。

★9:34  三社電機製作所-急落 新中計を策定も今期減益見通しなどを嫌気
 三社電機製作所<6882>が急落。同社は8日、25.3期から27.3期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 戦略的投資と無形資産への投資により事業成長と収益性向上をめざすとしている。
 
 数値目標として、27.3期に営業利益は22億円(24.3期は実績値で34億円)、ROEは6.2%(同13.0%)をめざす。

 なお、同日発表された決算において今期業績が減益見通しとなったことや、中計の数値目標が保守的であることなどが嫌気され、株価は売りが優勢となっている。

★9:36  マミヤオーピー-大幅安 今期営業益48%減見込む 前期は2.6倍
 マミヤ・オーピー<7991>が大幅安。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比48.3%減)に、年間配当予想を50円(前期は75円)にすると発表した。
 
 主力の電子機器事業では、スマートパチンコの市場への浸透が緩やかであり、7月に予定されている紙幣改刷に対する紙幣識別機の需要が前年よりも減少するなど、今後の事業環境も比較的落ち着いて推移するものと予想する。

 24.3期通期の連結営業利益は48.4億円(前の期比2.6倍)だった。遊技機関連製品の販売が大幅に増加したことなどが寄与した。

★9:37  沖縄セルラー-野村が投資評価を引き上げ 携帯ARPU収入増に加え株主還元も充実
 沖縄セルラー電話<9436>が急騰。野村証券では、携帯ARPU収入増に加え株主還元も充実と指摘。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は3780円→3930円に引き上げた。

 携帯ARPU収入増を反映して野村では業績予想を上方修正。25.3期は配当は10円/株増配の120円/株(前回104円/株)、自己株式取得は40億円(前回40億円)を前提とした。24年1~3月期営業利益は好調に推移、24年1~3月期の携帯通信ARPU収入は新規学生需要の取り込み成功やARPU向上で前年同期比4.3%増(野村予想同2.9%増)で、アクセスチャージ清算影響を除いても同2.9%増収となり、23年10~12月期の同1.9%増収から伸びを高めた点に注目した。

★9:43  サイバーバズ-ストップ安売り気配 通期最終損益を下方修正 売掛金の取り立て遅延続く
 サイバー・バズ<7069>がストップ安売り気配。同社は8日、24.9期通期の連結純損益予想を従来の2.8億円の黒字から19.4億円の赤字(前期は2.1億円の黒字)に下方修正すると発表した。

 取引先に対しアフィリエイト広告の代理販売を実施しているが、取引先およびその連帯保証人からの売掛金残額の入金が遅れている状態が続いており、取り立て遅延が生じている。売掛金額は22億1500万円。連結純資産に対する割合は90.7%となる。この金額を貸倒引当金繰入額として計上したことから、従来予想を下回る見通し。

 24.9期上期(10-3月)の連結純損益は19.7億円の赤字(前年同期は0.8億円の黒字)だった。

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最終更新:5/9(木) 11:31

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