三十三フィナンシャルG、株主優待を拡充！　300株で1000円分の「QUOカード」、500株以上で1000円分の「QUOカード」に加えて「カタログギフト」ももらえる！

　株式会社三十三フィナンシャルグループが株主優待を拡充することを、2025年11月7日の15時40分に発表した。

　三十三フィナンシャルグループの株主優待は、毎年3月末時点の株主に実施されており、従来の内容は「70株以上の株主に、スーパー定期1年ものの金利優遇を実施。500株以上を1年以上継続保有の株主に、カタログギフトを贈呈」というものだった。

　今後も金利優遇の株主優待は変更ないが、カタログギフトの株主優待が変更される。まず、500株以上の1段階だった配布区分が「300株以上」「500株以上」「1000株以上」の3段階になる。また、すべての配布区分で、同社のイメージキャラクターであるポムポムプリンをデザインした「QUOカード」1000円分が贈呈される。カタログギフトは500株以上と1000株以上の配布区分で贈呈される。

　三十三フィナンシャルグループの株主優待の拡充は、2026年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

●三十三フィナンシャルグループの変更前後の
株主優待の内容と利回りは？　
　三十三フィナンシャルグループの2025年11月7日時点の株価(終値)は3730円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる(※金利優遇は考慮せずに計算)。

　(300株保有の場合)
　投資金額:300株×3730円=111万9000円
　優待品:QUOカード1000円分
　株主優待利回り=1000円÷111万9000円×100=0.08％

　(500株保有の場合)
　投資金額:500株×3730円=186万5000円
　優待品:QUOカード1000円分+カタログギフト4000円相当
　株主優待利回り=5000円÷186万5000円×100=0.26％

　三十三フィナンシャルグループの株主優待は、定期預金金利の優遇とカタログギフトだったが、今後は配布区分変更とともに「QUOカード」も贈呈される。必要資金が高額になるため、利回り面での魅力は低いが、同グループに口座を保有している人などは注目してみてもいいだろう。

　三十三フィナンシャルグループは三重銀行と第三銀行が合併して誕生。本社は三重県四日市市。2026年3月期(通期)の連結業績予想は、経常利益が157億円(前期比33.6％増)、親会社株主に帰属する当期純利益が111億円(前期比28.3％増)。

　■三十三フィナンシャルグループ

　業種
　コード
　市場
　権利確定月
　銀行業
　7322
　東証プライム
　3月末
株価(終値)
　必要株数
　最低投資金額
　配当利回り
　3730円
　70株
　26万1100円
　3.43％