〔米株式〕ダウ反落、45ドル安=半導体株に売り(17日)☆差替

4/18 5:39 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク株式相場は、半導体銘柄が売られて反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比45.66ドル安の3万7753.31ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は181.88ポイント安の1万5683.37で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5526万株減の8億7831万株。
 米長期金利の上昇が一服したため、ダウは値を上げて取引を開始した。ただ、決算内容が振るわなかったオランダの半導体製造装置大手ASMLが急落。インテルやエヌビディアなど他の半導体銘柄にも売りが波及し、相場は軟調に推移した。
 米長期金利の低下を受けてダウはプラス圏に浮上する場面があった。一方、インフレの根強さを背景に米利下げの開始時期が遅れるとの観測や、決算内容が予想を下回った米保険大手トラベラーズの売りが膨らんだことも重荷となり、引けにかけて値を下げた。
 市場では「6月の利下げ開始は難しく、早くても9月に始まる」(日系証券)との見方が広がっており、株式相場に逆風が吹いている。
 個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムが1.1%安、ウォルト・ディズニーが0.8%安、マイクロソフトが0.7%安。ゴールドマン・サックスは1.8%高、ナイキは1.6%高、マクドナルドは1.7%高だった。(了)

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最終更新:4/18(木) 6:26

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