前場コメント No.6 BIPROGY、DMG森精、ネクセラファーマ、TOA、ジオマテック、クボテック
★9:12 BIPROGY-売り気配 上期最終益8.2%減 海外ファンドの評価損などが響く
BIPROGY<8056>が売り気配。同社は1日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は118億円(前年同期比8.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは129億円。海外ファンドの評価損や為替影響などによる収益減、法人税などの増加が響いた。
★9:13 DMG森精機-売り気配 通期最終益を下方修正 3Q累計は16%減
DMG森精機<6141>が売り気配。同社は1日、24.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益予想(IFRS)を従来の585億円から440億円(前期比20.5%減)に下方修正すると発表した。上期において、欧州工場の新ERP導入における追加費用が発生したことや、サービス・設計人員の採用増加により人件費が増加したことを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結純利益は300億円(前年同期比15.9%減)だった。市場コンセンサスは387億円。
★9:14 ネクセラファーマ-反発 3Q累計最終赤字縮小 売上収益は4倍
ネクセラファーマ<4565>が反発。同社は1日、24.12期3Q累計(1-3月)の連結純損益(IFRS)は35.0億円の赤字(前年同期は69.9億円の赤字)だったと発表した。売上収益は219.8億円(前年同期比4倍)となった。
研究開発費や販管費が増加した。一方、新規提携契約による契約一時金1件、マイルストンの達成5件に加え、NPJを連結範囲に含めたことにより、2024年1月~9月のピヴラッツの販売額が加わったことから大幅な増収となった。この結果、赤字幅は縮小した。
★9:14 TOA-続落 上期最終益81%減 営業増益も為替の影響受ける
TOA<6809>が続落。同社は1日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益は1.4億円(前年同期比81.2%減)だったと発表した。増収、営業増益となったものの、為替の影響により最終減益となった。
★9:15 ジオマテック-買い気配 通期営業損益を上方修正 原材料費が低下
ジオマテック<6907>が買い気配。同社は1日、25.3期通期の営業損益予想を従来の2000万円の黒字から1億7000万円の黒字(前期は6億5500万円の赤字)に上方修正すると発表した。上期において、想定よりも原材料費が低下したことおよび経費削減が進んだことや、足もとの動向を踏まえた。
★9:16 クボテック-急騰 上期営業黒字転換 中国での装置引き渡しが順調
クボテック<7709>が急騰。同社は1日、25.3期上期(3-9月)の連結営業損益は1.6億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画1.9億円の赤字を上回った。
下期に予定していた中国向け画像処理外観検査装置の売り上げが、現地での引き渡しが順調に進んだことから、前回予想を上回ったとしている。なお、通期の業績予想は現時点では据え置くとしている。
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最終更新:11/5(火) 11:32