三菱地所<8802>が3日続落。ブルームバーグは17日、元日本銀行調査統計局長の関根敏隆氏が、状況が許せば6月の金融政策決定会合での追加利上げもあり得るとの見解を示したと報じた。
関根氏がブルームバーグのインタビューに応じた。記事によれば、関根氏はインフレ率や需給ギャップなどから適切な政策金利水準を割り出すテイラー・ルールとのかい離や実質金利の大幅なマイナスを考えれば、日本は「金融緩和のし過ぎだ」と主張したという。状況が許せば「年内に3回やっても全く構わない」し、次回は「6月でもいい」と語ったとしている。
軟調な地合いのなか、早期利上げに対する警戒感から不動産株に売りが出ているようだ。住友不動産<8830>、三井不動産<8801>も安い。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:5/17(金) 9:30
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