<米国株情報>HPE、「X」の10億ドル超のAIサーバー納入契約を獲得か
現在値 | ||
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NF NASDAQ-100NH | 33,060 | -270.00 |
NF NYダウ30種NH | 65,200 | -10 |
日興 上場S&P500米株 | 10,060 | -45 |
SPDR S&P500 ETF | 91,650 | -400 |
SAM NYダウETF | 55,220 | +340.00 |
法人向けにITインフラ製品を開発・販売するヒューレット・パッカード・エンタープライズ<HPE>は、実業家でテスラ<TSLA>などの代表を務めるイーロン・マスク氏がオーナーとなっている短文投稿サイト「X(旧ツイッター)」に、総額10億ドル超のAI(人工知能)向けサーバーの納入契約を獲得したもようだ。経済通信社ブルームバーグが10日、関係者の話として伝えた。
デル・テクノロジーズ<DELL>やスーパーマイクロコンピューター<SMCI>も入札に参加していたという。この2社は、マスク氏が設立したAI(人工知能)開発企業であるxAIのスーパーコンピュータープロジェクトにAI向けサーバーを納入している。同プロジェクトは巨大スーパーコンピューターを収容する施設をテネシー州メンフィスに建設する計画で、対話型AIチャットポットなどのAIツールの開発能力の向上を目指している。
HPEは24年1月、AI活用のネットワーク事業を強化するため、通信機器大手ジュニパー・ネットワークス<JNPR>を総額140億ドルで買収することで合意。すでにEU(欧州連合)や英国、インド、韓国、オーストラリアの当局から承認を得ており、25年の米司法省の審査を経て、同年初めまでに買収を完了するとしている。ジュニパーは「ミスト(Mist)AI」と呼ばれるAI部門を保有しており、HPEは買収により急成長分野のAI事業で市場競争力を強化させたい考え。ミストAIはユーザーに対し、Wi-FiネットワークのデータをAIで学習、自動的にパフォーマンスを改善、トラブルシューティングの改善案も提示するクラウドサービス。
<関連銘柄>
NASD投信 <1545> 、NYダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
SPD500 <1557> 、NYダウ <1679> 、NYダウブル <2040> 、
NYダウベア <2041>
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:1/14(火) 10:11