〔NY外為〕円、143円台後半(19日朝)

9/19 22:14 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】19日午前のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米経済指標を受けた米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが強まり、円相場は1ドル=143円台後半に下落している。午前9時現在は143円60~70銭と、前日午後5時(142円22~32銭)比1円38銭の大幅な円安・ドル高。
 米フィラデルフィア連銀が朝方発表した9月の第3連邦準備地区の製造業景況指数は、総合で1.7となり、前月のマイナス7.0から上昇。市場予想(ロイター通信調べ)のマイナス1.0を上回った。また米労働省が発表した週間新規失業保険申請件数は、14日までの1週間で前週比1万2000件減の21万9000件だった。米経済の底堅さが意識され、長期金利が上昇。日米金利差の観点から円売り・ドル買いの流れが強まった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1120~1130ドル(前日午後5時は1.1113~1123ドル)、対円では同159円85~95銭(同158円20~30銭)と、1円65銭の円安・ユーロ高。(了)

時事通信

関連ニュース

最終更新:9/19(木) 22:35

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング