21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.00%高の17955.99ポイントだった。中国企業指数は1.06%高の6167.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で587億4000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移し、指数は一時、心理的節目の18000ポイントを超える場面もあった。米長期金利の低下を受け、香港市場でもハイテク株を中心に買いが広がった。また、中国当局が融資に適した不動産開発業者50社のリストを起草していると伝わり、苦境にある不動産業界を支援する措置の一部との見方も投資家心理を強気に傾けた。
個別では、アリババ集団(09988)や美団(03690)、JDドットコム(09618)などが買われて指数を押し上げた。中国当局が作成するデベロッパーリストに収載されたとみられる龍湖集団(00960)が7%超上昇したほか、華潤置地(01109)や中国海外発展(00688)も買われた。半面、決算を発表した小米集団(01810)が3%近く下げたほか、新奥能源(02688)や舜宇光学科技(02382)も安かった。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:11/21(火) 13:13
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