〔NY外為〕円、151円台前半(22日午前11時45分)

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時事通信

 【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を眺めて円売り・ドル買いが強まり、円相場は1ドル=151円台前半と7月下旬以来、約3カ月ぶりの安値付近に下落している。午前11時45分現在は151円10~20銭と、前日午後5時(150円77~87銭)比33銭の円安・ドル高。
 円安・ドル高地合いとなった海外市場の流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場ではやや円売り・ドル買いが優勢で取引が始まった。ただこの日朝方は主要な米経済指標の発表がなく、取引材料に乏しい状態。早朝の円相場は150円台後半でもみ合いとなっていた。
 その後、米長期金利が上昇に転じると、円相場はじりじりと値を下げる展開となり、一時151円14銭付近まで下落した。
 日銀の金融政策決定会合を来週30、31両日、米大統領選を来月初旬に控える中、様子見気分も強い。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0800~0810ドル(前日午後5時は1.0809~0819ドル)、対円では同163円30~40銭(同163円03~13銭)と、27銭の円安・ユーロ高。(了)

時事通信

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最終更新:10/23(水) 1:34

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