本土大引け:3日続落で3週超ぶり安値、教育株が全面安

3/25 16:29 配信

トレーダーズ・ウェブ

 週明け25日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前営業日比0.71%安の3026.31ポイントだった。深セン成分指数は1.49%安の9422.61ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆434億3400万元だった。

 上海総合指数は安く始まった後、中盤はプラス圏で推移したものの、勢いは続かなかった。後場に入って再びマイナス圏に沈むと、終値は2月29日以来、3週間超ぶりの安値だった。オンショア人民元が対米ドルで反発したことが好感されたほか、中国政府による景気対策への期待は強いものの、半導体を巡る米中の対立激化などが警戒され、指数を押し下げた。セクター別では、教育が全面安となったほか、文化・メディア、半導体、電子部品、ゲームなどが売られた。半面、採掘や貴金属、銀行、不動産開発などが買われた。

 A株市場では、浙江水晶光電科技(002273)や巨人網絡集団(002558)が大幅安となったほか、奥飛娯楽(002292)、中信証券(600030)、曙光信息産業(603019)などの下落も目立った。半面、徐工集団工程機械(000425)が大きく上げたほか、海信家電集団(000921)や三一重工(600031)、江蘇恒立液圧(601100)も高かった。

 上海B株指数は1.29%安の251.93ポイント、深センB株指数は0.01%安の1082.78ポイント。

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最終更新:3/25(月) 16:29

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